前回の記事で、チャットのメッセージのピン留め機能のお話をしました。そもそもチャットのメッセージのピン留めがわからない人は以下の記事から読んでください。
さて、ザックリと触ってみたところ、ちょくちょくと気になるところがあったので、それをこの記事では書きます。
前回では会議チャットでもメッセージのピン留めを使えるところは紹介しましたが、チャネルに紐づけていない会議の場合でした。チャネル会議か非チャネル会議かによって変わってきます。大きなところではチャネル会議では会議チャットはチャネルの会話に会議用のスレッドが立ってそっちでメッセージが追加されていきます。つまり、チャネル会議であればチャネルのメッセージになるからチャットのメッセージのピン留めは利用できないのでは?と考えます。でもね、例えば Loop コンポーネントなんかはチャネルでは利用できないハズが、チャネル会議では利用できちゃったりするわけで、なんか特別な事が起こるんじゃないか?と期待してしまうので、試してみます。
▼チャネル会議で会議チャット
あれ?「ピン留めする」があります。ほら、なんか特別な事が起こっていますよ。では、ピン留めしてみると、
▼ん?何も起きない…
ピン留めしているのにシステムメッセージも表示されないしピン留めも表示されません。でも不思議な事に、
▼該当メッセージの「…」からは「ピン留めを外す」になってる
つまり内部的なステータスではこのメッセージはピン留めされている事になっているのでしょうか?
しかし、メインウィンドウの方でチャネルの会話を開いても、
▼特にピン留めの挙動は確認できず
じゃ、チャネルはチャネルでピン留め機能(今は「固定」という名前)があるけど、そっちの機能で固定されているのか?
▼メインウィンドウで該当メッセージの「…」を開いても、
このように「固定」という表記です。つまり固定されていないという事です(固定されていると「固定表示を解除」という表記に変わるので)。念のためにメッセージを固定した時に表示されるチャネル情報エリアを確認しても、
▼固定表示されている形跡はありません
となると、チャネル会議の会議チャットでは「ピン留め」というメニューはあっても実際には利用できず、ただしステータスとしてはピン留めされた事になっていて、でもチャネルの固定機能が使われているという事でもない。という、ややこしいけど、現時点ではそんな微妙な仕様のようです。つまり端的に言えば「チャネル会議では会議チャットのピン留め機能は利用できない」ですね。
前回の記事では、チャットのメッセージのピン留め機能は、現時点( 2022/02/25 )では、 iPhone や iPad では利用できない事は確認しました。では、PCでもブラウザーから利用した場合は?
▼ブラウザーでチャットのメッセージを見ると「ピン留めする」がある!
おっ、使えるじゃん。じゃピン留めしてみます。
▼こんな感じ
検証過程で何度もピン留めをしては外してるのでややこしいですが、ブラウザーからピン留めしたら、ピン留めしたシステムメッセージはありますが、何故かピン留めは表示されません。
▼ピン留めしたメッセージのメニューを再度見ても、「ピン留めする」という表記なので、つまりピン留めされてない?
不思議に思って、この状態でデスクトップアプリを見てみると、
▼あれ?こっちではピン留めが表示されています
不思議ですね。ブラウザーからピン留めはできるけど、ブラウザーの方ではしっかり表示されない。不思議だなぁと思って色々触ってまたチャットルームに戻ってきたら…
▼あれれ?
ブラウザーからでもピン留めが表示されて、該当メッセージのメニューには「ピン留めを外す」という表記になっていました。これは不思議ですが、色々試していると、たまにこういう挙動が起きます。そういう場合は、チャットルームを再読み込みすると正しく表示されました。
という事で、僕が実際に試してみた事をまとめると、チャネル会議はメニューには出てきちゃっていますが使えないと思っておきましょう。ブラウザーからの利用の時に挙動がおかしいと思ったら、チャットルームを一旦離れて戻ると正常に表示されます。
という事でした。