Microsoft Teams の会議で現時点の参加者以外のユーザーに参加されたくない場合は「会議をロック」の機能があります。
非チャネル会議であれば、開催者が追加したユーザー以外は、誰かが会議のリンクを広めない限りは参加される事はないと思います。しかしチャネル会議はチームメンバーであれば誰でも参加できるので、現時点での会議参加者以外には内緒にしておきたい情報を話したい場合などで、この会議をロックさせる機能は効果的かと思います。
そんな時に本記事タイトルのような質問を目にしました。ロックした後にその場にいる参加者の誰かが退出しちゃったら、再参加できるのか?これは他にも Microsoft Teams デスクトップアプリが急にフリーズしちゃったりトラブル時も同じです。ロックした時の参加者をどこかで記憶していてそのユーザーであれば再参加できるのか?それともロックした以降は誰も参加できないのか?試してみます。
▼ Microsoft Teams の会議を開催
今回、チャネル会議です。開催者の他にすでに2名が参加しています。検証は開催者がデスクトップアプリで、その他はブラウザーからの参加にしています。その方が検証が楽なので。
▼この状態で会議をロックします
▼ろけんろー
▼ロックされました
これで開催者を含む3名以外のユーザーは会議に参加できません。
さて、ではここから「テスト 太郎」くんのブラウザーを閉じます。
▼すると自動的にテスト太郎くんは退出扱いに
テスト太郎くんは再びブラウザーを立ち上げて Microsoft Teams を開き、
▼会議に再参加しようとします
▼入れませんでした…
つまり、ロックした時点で参加者だった人も、何かトラブルなどで退出してしまうと再参加はできないというわけです。この場合は、主催者がロックを解除して、再参加してもらったら再びロックをするというオペレーションでしょうかね。でもその一時的にロックを解除してる間に意図しないユーザーが参加する可能性もありますが、そこまで気にするなら内緒で話したいメンバーだけで非チャネル会議をすればイイと思います。もしくは、そもそもそのチャネルでチャネル会議をするのが正解かどうかを検討するなど。
さて、次に会議をロックした状態で、開催者が退出してしまったらどうなるのか?
▼先程の通り現時点で開催者を含む2名で会議がロックされています
この状態で開催者なのでデスクトップアプリごと強制的に終了させます。
▼残された参加者の画面では、ひとりぼっち
▼開催者不在状態
この状態で開催者が再度デスクトップアプリを起動し、
▼ロックされた会議に再参加してみます
▼入れました
会議がロックされても開催者は参加できるようです。
という事で僕が試してみた限りでは、会議ロック中に何かしらで退出してしまった参加者は再参加ができないという事がわかりました。開催者は例外です。で、念のため、面倒ながらもPCもう1台準備してデスクトップアプリで参加して退出して再参加を試みたところ、ブラウザーで試した結果と同じく、ロックで再参加はできませんでした。