※タイトルの後ろに変な注意書き?があるけど、世間の荒波に揉まれて子供の頃の清らかな心が完全に穢れてしまった僕には悪い利用シーンしか…(笑)
先日、 Microsoft Teams の会議で、出席者のマイクのミュート解除の許可、について仕様変更された記事を書きました。
つまり、以前は、出席者のお口にチャックをした状態では、出席者自身が挙手機能で挙手をしないと、開催者・発表者がミュートの解除の許可ができなかったのが、現在は出席者が挙手をしなくても開催者・発表者側でミュートの解除の許可ができるようになったという事です。
で、 Microsoft Teams の左下のヘルプの最新情報の該当箇所を良く見たら、もう1つ仕様変更があるとの事でした。
▼抜粋
この「2番目の更新プログラム…」以下です。
会議中に特定の出席者のミュート解除をできないようにする設定…つまり、出席者も自由に話せる状態で会議をするけど、特定の人だけ強制的にお口にチャックさせる事ができるとの事。
それだけ読むと、例えば会議で1人だけ話せないようにする…とか、なんかネガティブな使い方しか想像できないのは、僕が邪悪だからでしょうか!?
ともあれ、試してみたいと思います。
▼設定した参加者の役割
自分以外が出席者という設定にしました。
この状態でこれまでの場合、出席者全員のマイクのミュートを解除できなくする場合は、
▼ここから「出席者のミュート解除を許可しませんか?」で
▼出席者全員を強制お口にチャック状態にできます
これは今までもできました。では今回の更新で何ができるのか?
▼出席者のミュート解除を許可して、元に戻します
ここで、特定の人だけミュート解除を許可しない設定にしたい場合、
▼対象となるユーザーの「ミュート解除を許可しない」をクリック
これが今までメニューになかったんですよね。クリックすると、
▼その人だけ、強制お口にチャック状態
その人は?というと(ブラウザーで検証しているのでUIが若干違うけど)
▼ミュートの解除ができない
これで、特定の人だけ会話に参加できない、という状態が割と簡単に作れるようになったという事です。
う~ん、これは本当にどういう利用シーンを想定してるんですかね。話を乱しがちな人に強制お口にチャック?でもあからさまにバレる事だからやはりイジメにしか思えないです。
という事で良い利用シーンを想定する事ができませんでしたが、念のため試してみました。心が清らかな方で良い利用シーンを思いついたら、是非教えてください!
[ 2021/05/20 追記 ]
この機能の利用シーンについて、読者さんからの投稿がありました。投稿ありがとうございます。
「ハウリングなどのマイクトラブルを未然に防止できる」
出席者全員にトラブルの可能性がある場合は、最初からミュートの許可をさせない設定にすれば良いですが、僕がこの投稿を見て思いついたのが、ハイブリッド会議の場合。つまりオフラインで会議室で参加する人もいればオンラインで会議に参加する人もいるような会議。その場合、会議室では会議室の機材を利用したりそれぞれ持参したノートPCで参加したりすると、たしかにハウリングのトラブルが多いので、どれか1台だけマイクとスピーカーを利用する場合は、会議室から参加する他のメンバーのみミュートの許可をしない設定にしておくと安心かもしれないですね。