[ 2022/02/25 追記 ]
本記事が少し前から急にアクセス数が増加していたのですが、最近展開された「チャットのメッセージのピン留め」が気になって検索された人が多いのでは?と思います。こちらの記事は「チャネルのメッセージのピン留め」機能の紹介です。チャットのメッセージのピン留め機能に関しては、以下の記事を参照してください。
Microsoft Teams のピン留めって一言で言っても「どのピン留め?」って言うくらい色々なピン留めがありますよね。今ちょっと思いついた限りで書いてみると、
4つかぁ。もっとあったらごめんなさい。今思い付く限りを挙げただけなので。しっかしピン子の種類多いですね。
で、今回は更にピン留めが追加されました。だから5種類目のピン留めです。それがメッセージのピン留めです。
[ 2012/02/08 ]
5種類のピン留めについてザックリと解説した動画も公開しました。
Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには今年の6月には公開されていたけど展開が遅れたのかな。
▼(更新)マイクロソフトのチームは、新しい情報ウィンドウとピン留めされた投稿を持っています
それでも中を見ると標準リリーステナントでも10月末までに展開完了予定って書かれていたから、実は僕も気付いていなかっただけでもう少し早く使えていたのかもです。
では試してみます。
▼とあるチャネル内に大事なスレッドがあるとします
アナウンスにして目立たせていますが、他のスレッドが立ってやりとりが活発になると、
▼まぁ埋もれて消えちゃいますよね(大事なスレは見えなくなった)
大事なメッセージであればピン留めさせてどこか目立たせたいところです。
▼目立たせたいメッセージの「…」から「ピン留めする」
▼ダイアログが
冒頭に挙げたような Microsoft Teams の色々あるピン留め機能は、例えば特定のチャネルをピン留めしたり、会議中に誰かをピン留め表示させたり、それは全てアクションを起こしたユーザーのみが影響範囲でした。つまり自分用の機能。ところが、このメッセージのピン留め機能はダイアログ内の通りチームメンバー全員が影響範囲のようです。ここ気を付けたいところですね。
つまり、自分が大事だと思ったメッセージなら保存機能を使えば良いけど、メンバー全員にとって大事なメッセージの場合はピン留めを使えば良さそうですね。
(あ、アプリのピン留めはたしか Microsoft Teams 管理センターで固定できましたっけね。)
ピン留めをすると…
▼メッセージの右上にピンのアイコンが表示されました
あと、メッセージの枠の左の色が通常のメッセージの色と違いますね。なるほど!これで…ん?これなんか目立つ?普通に変わりなく他の活発なスレッドに埋もれてしまうけど…。と思ったら、ピン留めされたメッセージを確認する方法がありました。
▼チャネルを開いて右上の「i」のチャネル情報アイコンをクリック
▼開いたチャネル情報ペインの下部に「ピン留めされた投稿」が
ん?マジか?これなのか?ちょっとなぁ…なんかコレジャナイ感がなぁ…いや、でも無いよりはマシ!これはチームメンバーにこの機能を周知してもらい、大事な情報はピン留めしてもらって、なんか大事な情報が欲しい場合は検索する手段の他にチャネル情報ペインを開いてピン留めされたメッセージをチェックするクセをつけてもらえば…。「チャネルへの愛があれば i をクリック…」今日はちょっと疲れています。
あ、これクリックすると一応そのメッセージに飛ぶようになっています。
▼こんな感じでクリックするとメッセージが表示されて数秒間光ります
どちらかというとスレッドはまだ目立つ。チャネルの投稿タブ内をスクロールさせれば表示されます。でもスレッド内の返信メッセージに関しては更に埋もれちゃいますよね。
▼例えばこんな感じ
スレッド自体は大事な情報ではなくてもその中の返信メッセージに大事な情報があったとします。でも返信が続くと、
▼返信は格納されて最後の返信以外は埋もれてしまう
もはやスクロールさせても見つけられず、全スレッドの返信を展開させないと無理なので検索に頼り、そして例の如く「 Teams の検索使えねぇ…」と愚痴って問題解決ならず。あるあるですよね。愚痴っても Microsoft は動いてくれません。そういう場合、
▼大事だと思う返信メッセージをピン留め
そうすれば、
▼チャネル情報ペイン内にピン留めされ、クリックすれば該当メッセージがスレッドが展開されて表示されて光るっす
うん、なので大事なスレッドメッセージよりは大事な返信メッセージをピン留めさせる方が効果がありそうです。
もちろん、他ユーザーがチャネル情報ペインを表示させると、
▼ちゃんとピン留めされています
大規模チームだったら余計、誰でもピン留めできたら結局カオスになりますよね。なのでピン留めできるユーザーを制御できないか?チャネル内の会話を交通整理…あ、交通整理と言えばあの機能がありますよね。モデレート機能。スッカリ忘れられそうな機能。実は過去に需要があるかないか気にせずモデレート機能に関して6個も記事を書いています。スッカリ忘れてるなぁ…。
で、チャネル設定でモデレート機能をオンにすると、
▼「メンバーにチャネル メッセージのピン留めを許可する」が
このチェックを外してみると…
▼モデレーターはメニューにピン留めがあるけど
同じメッセージを見てもモデレーター以外のメンバーは…
▼ピン留めがメニュー内に無い
という事でピン留めを制御する事ができます。交通整理が必要な規模が大きめなチームの場合はモデレート機能を検討しても良いかもですね。そのかわりモデレーターを必ず任命してしっかり交通整理してもらわなければ意味がないですが。
あ、チャネルのみですよ。個人チャットやグループチャットにはないです。あっちは後で探す事のないような流れても良いその場限りのやりとりにしましょう。機能差を見ても使い方としてはそうだと思います。僕の考えですが。
おっと!忘れてた!モバイルアプリ!
さっきPCからピン留めしたメッセージをモバイルアプリで見ると、
▼他のメッセージと変わりなし
▼メニューにもピン留めはない
つまり、モバイルアプリからはピン留めをすることもできなければピン留めされている事もわからないようです。