Microsoft Teams の利活用が進むほど運用管理の課題がたくさん出てきます。多くの企業では Microsoft Teams の利活用促進自体が課題だったと思いますが、コロナ禍以降は否が応でも利用せざるを得ない状況になった事で、結果的に利活用が促進された企業もこれまた少なくはなかったのではと思います。それでも利活用が進まないという企業もたくさんいますが…。そして利活用促進自体が課題だった場合、ある程度達成できた段階でそれがゴールになって安心してしまいがちですが、あくまでもようやくスタートに立てた状況なんですよね。そこからの運用課題が永遠のテーマの如くたくさん出てくるでしょう。そして「運用課題」と聞くとIT部門の課題と思われがちですが、 Microsoft Teams のみならず Microsoft 365 はユーザーがある程度自由に利用できるものなので、多かれ少なかれ自由には責任が伴います。例えば Microsoft Teams でチームを作成すれば、チーム所有者はそのチームを運用していく責任が伴います。チーム所有者だけの責任でもないですね。チームメンバーだって同じです。つまりIT部門でもない一般ユーザーにも「運用課題」が出てくるわけです。わかりやすいところで「チーム増えすぎ問題」「チャネル増えすぎ問題」「グループチャット増えすぎ問題」あたり。ライフサイクル管理にもなってきます。他にも色々な課題は一般ユーザーにも出てきますね。さて、当ブログではいつも前置きが長いんですが、今回も前置きが長いのは、「ただの一般ユーザーであっても運用課題がある」という事を意識してほしいからでした。そして課題解決の糸口として Microsoft Teams の機能を知っておく事と、どういう時にその機能を使うべきか?という利用シーンを想定するところが大事になってきます。今回はそのたくさんある機能のうちの一つでもある「アーカイブ」について。
Microsoft Teams が誕生して6年目、もう数日で7歳になります(2017/03/14 が誕生日)。最初の頃はいかに使ってもらうか?というアウトプットをしていましたが、奇しくもコロナ禍で利活用が加速し、あとは特に説明する必要もなく、今では使われて当たり前、なきゃ仕事にならないくらいになっている企業も少なくはないと思います。いや、こんな今でもまだまだ利用定着に苦労している企業も多いですけどね。 Microsoft Teams の利活用が促進されるほど、次の悩みとして管理者目線の運用課題は多々あるし永遠のテーマになるかと思いますが、利用者目線でも悩みは色々あると思います。そのうちの一つが情報過多になってきて、所属するチャットやチームが増えすぎてくる問題。特に偉い人ほど。そうなると情報の取捨選択が必要になってきます。 Microsoft Teams には色々な設定項目があり、もちろん不要になったチームは削除する事もできれば、削除せずともアーカイブ化したり、その前に通知をミュートさせたり非表示にしたりと、視覚的な意味で整理させる方法もあります。ここらへん動画にまとめたのをデモを交えて某弊社の YouTube のチャンネルで動画発信していますが、ここはプライベートなブログなので具体的にはリンク貼らないので、気になる方はなんとか探してみてください(笑)
会議室で会議をする場合、自分のPCの画面を共有したい場合ってどうしていますか?会議室のテレビやプロジェクターにPCを接続してデュアルディスプレイにした状態で、複製か拡張かどちらかで共有しますよね。でも昨今はハイブリッド会議の機会も多いと思います。会議室に集まるメンバーと自宅や外出先からオンラインで参加。その場合、Microsoft Teams の会議をスケジュールして開催しますが、 Microsoft Teams Rooms などがある場合は別として、会議室のメンバーも全員 Teams 会議に参加して、それぞれのPCの画面を見ながら会議をする方法もあるかと思います。また、会議室にテレビやプロジェクターが場合は、会議室の誰かが代表してPCをテレビに接続して、会議室のメンバーは全員テレビを見ながら会議をする方法もあります。おそらく後者の方が多いケースかと思います。場合によっては会議室のメンバーは会議室に自分のPCを持参しない人もいるでしょう。今回の「共有ディスプレイモード」とは、そんな利用シーンに適した機能のようです。
※あ、その前に、来週から色々と多忙になるため、ブログの更新頻度落ちる可能性が高いです。
2023/11/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。