Bing Chat Enterprise :プレビュー版が既定で有効になったようです

※正直、諸事情により僕の持っている環境では十分な確認ができないので、最終的には皆さんの環境で確認してください。


あ、先に言っておきますが、僕個人的には Bing Chat ( Enterprise ) はあまり興味ありません(笑) Microsoft 365 Copilot は興味津々だけど。また、冒頭の通り、僕が持っている環境では十分に確認できない事もあって、当ブログでもネタとして取り上げてきませんでした。だけど本記事のタイトルの通り、プレビュー版が既定で有効になったので、とりあえず浅い内容になるとは思いますが記事にしてみようと思います。

■ Bing Chat Enterprise のプレビュー版のロールアウトはすでにされていた

記事にしていなかっただけで、実は今年2023/07/18 には Bing Chat Enterprise はプレビューで展開されていました。

▼ 2023/07/18 の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの該当メッセージ

このようにプレビュー版としてロールアウトはされていたけど、既定ではオフの設定になっているので、管理者が何もしなければユーザーは利用する事はできませんでした。

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Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議中に使ってみる編)

昨日は会議のスケジュールするところから会議前までの会議のメモの挙動について色々試してみました。まだ読んでない方はそちらから先に読むと良いと思います。 Loop コンポーネントファイルの保存先など割と大事な事も書いているので。

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

これだけでスクショ20枚以上で記事も長くなってしまったので一旦記事を書き終えて、今回は実際に会議中の会議のメモを触ってみたいと思います。

▼会議に参加

会議ウィンドウの上部バーに「メモ」が追加されていますね。クリックすると、

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Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

Microsoft Teams の会議で参加メンバー全員が閲覧・編集できる議事録などメモを取る時、今までは「会議のメモ」が備わっていたけど実体は Wiki なのでもう廃止決定の機能です。他には OneNote を使う人も多いかと思うし、昔ながらにテキストエディタを使う人もいるのかな。 Wiki が廃止され、チームのチャネルの「 Wiki 」タブが「 Notes 」タブになって OneNote が使われるようになったから、会議のメモも OneNote になるのかな?と思いきや、 Loop コンポーネントが使われるんですよね。ここらへん、 Wiki の後継が OneNote と Loop コンポーネントに分かれる点は何か意図があるのかどうか?ちょっとわからないけど…。

2023/04/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)共同会議メモ

見ての通り、展開時期の予定が、対象指定リリース環境は5月下旬~6月上旬、標準リリース環境でも6月中旬~8月上旬となっています。そう見ると結構以前に展開されはじめた機能だけど、僕のこのブログの確認作業で使っている標準リリース環境のユーザーアカウント数個は今朝ようやく展開されたんです。なので標準リリース環境の展開時期が遅れているのか、その上で僕の環境が運悪く展開時期が最後の方だったのか、それはわかりませんが、とにかく僕の中では展開されたてホヤホヤの機能です。

という事で、新しい会議のメモを試してみたいと思います。

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Microsoft Stream :モバイルアプリからビデオのアップロードができるようになった( iOS )

※僕には珍しくネガティブな雰囲気で書いています。

Microsoft Stream が Classic から on SharePoint に移行されていますが、移行開始の頃はむしろデグレードされた感じで、こっちが不安に思うくらいだった頃もあったけど、徐々に Classic には存在していた機能も on SharePoint に加わってきてデグレードされている感が薄れてきたと思います。そんな中、モバイルアプリに関してはちょうど1年前の2022年9月頃に大きく変わるアップデートがありました。

Microsoft Stream :モバイルアプリ(iOS) がアップデートでガラっと変わる

僕個人的にこれで一番大きな事は「モバイルアプリからアップロードができなくなる」という事でした。皆さんが Microsoft Stream はどのように利用されているかはわからないし、人や会社それぞれだと思いますが、モバイルアプリから動画をアップロードできなくなる事に困った人もいるんじゃないかと思います。このアップデート後にSNSで嘆きの投稿をしたら海外の Microsoft の中の人( Microsoft Stream の製品チームの人)が「数か月後にアップロード機能を追加するロードマップがある」と教えてもらったので待ちに待っていたんだけど…なんだかんだで1年弱かかりましたね。

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Microsoft To Do :カテゴリ別にタスクをグループ化

今朝ブラウザーで Microsoft To Do を開いたらこんな吹き出しが出てきました。

▼右上にグループ化についての吹き出し

特に事前にアナウンスはなかったと思うし、半年前の Microsoft To Do の記事内のスクショには「グループ」ってボタンはなかったので、少なくともここ半年の間に実装された、もしくは吹き出しが急に今朝出てきたという事は比較的最近のアップデートなのか、ちょっと不明だけど気になるので触ってみたいと思います。全く何の情報もないので本当にちょっと触ってみながら記事を書きます。

■試してみる

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Microsoft Teams : iPhone のモバイルアプリがランドスケープモード(横向き表示)に対応された

※僕は Android のモバイルデバイスは持っていないので iPhone のみの話です。

僕はモバイルアプリのアップデートは自動アップデートにはしていません。毎日数回アップデートを確認してアップデート内容を確認したいからです。そんな中、 2023/08/02 に確認した際に Microsoft Teams モバイルアプリのアップデートが気になる内容でした。

▼バージョン 5.14.0 の内容

「横モード」というのが iPhone を横向きにした時に横用のレイアウトになるという事ですね。ランドスケープモードと言うらしいです。反対に縦向きの方はポートレートモードって言うらしいですね。

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Microsoft Teams :チャットの引用返信と自分のメッセージの編集がちょっと楽になった

※記事投稿時には「引用返信」しか気が付いていませんでしたが、その後自分のメッセージの「編集」もちょっと楽になっていたので、本記事の下部に追記しています。


チャットの引用返信がちょっと楽になった

Microsoft Teams のチームのチャネルの投稿ではスレッドに対して返信ができるけど、チャットに関しては過去を遡ると、なぜかモバイルアプリからしか返信ができない時代が長く、2年前の 2021年9月あたりにようやくPCからも返信ができるようになった経緯があります。

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった

ただ、これは返信は返信だけど引用返信なので、返信と言うよりはあくまでも元となるメッセージを引用した形で新規メッセージを送信しているだけです。引用部分をクリックすると元メッセージに飛べるとはいえ、トピック事に会話のやりとりを時系列で追うような場合はやはりチャットではなくチームのチャネルを使った方が良い事には変わりないとは思います。

そんなチャットの引用返信ですが、今朝気が付いたんだけど操作がちょっと楽になっていました。これは僕の知る限り Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにもアナウンスがなく、また、まだ展開されはじめたばかりなのか僕が触れる環境の中でもほんの一部のアカウントにしか展開されていません。しかし展開されていたアカウントは標準リリースなので一般展開されているハズです(逆に対象指定リリーステナントのアカウントでも展開されていないアカウントばかりでした)。

■アップデート展開前

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SharePoint / Microsoft Stream : Stream (クラシック) Webパーツが新規追加できなくなった

今朝、 SharePoint を触っていたら違和感を覚えました。

▼ ページ・ニュースのWebパーツの追加

違和感の正体は記事タイトルの通り、「 Stream (クラシック)」Webパーツが消えている点です。

実は僕の環境の中にはまだ消えていない環境があったのでそっちのスクショを撮ってみました。

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Microsoft Teams :会議でバーチャルメイクを!「 Maybelline Beauty App 」

※本記事ではオジサンの僕の顔にメイクが施されているスクショは出さないので安心してください!

ゴリゴリのオジサンの僕でも「メイベリン」と聞けばお化粧品のメーカーかな?くらいは漠然と知っていますが、数カ月前にメイベリンから Microsoft Teams のアプリを出すって話を聞いて「(主に)女性は喜ぶんだろうな」と思う反面、オジサンが面白半分で使う姿も思い浮かんで実際僕も早く試してみたいオジサンの一人でした。

すでに対象指定リリース環境では少し早く展開されていたようだけど、先週あたりに標準リリース環境のアカウントで確認したらすでに展開されていたので、ちょっと確認してみたいと思います。

▼会議参加前の画面で「エフェクトとアバター」をクリックし「ビデオ特殊効果」をクリック

カメラオフだと設定できないのでカメラをオンにして、

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Microsoft Whiteboard :ユーザーインターフェースが変わった

ここ数週間多忙だったためブログの更新が滞っていましたが、 Microsoft 365 のアップデートは待ってくれません。という事で少し情報としては遅れてしまっていますがのんびりやります。

前回の記事でも Microsoft Whiteboard のアップデートネタを取り上げました。今回のネタの他にもまだ1個くらいアップデートネタがあるので、明日あたりも連続して Microsoft Whiteboard ネタかもしれません。まぁそのくらい地味にアップデートされているんですよね。

今回の記事は割とユーザー的にもインパクト大きいユーザーインターフェース、UIの変更です。と言ってもそこまで混乱するほどではないとは思います。

2023/05/23 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)マイクロソフト ホワイトボードのアプリ ユーザー インターフェイス更新プログラム

各種デバイスのアプリでUIが変わるという事。ツールバーを下部に配置して使いやすさを向上させているとの事。アップデート時期は対象指定リリースや標準リリース関係なく8月下旬までに完全に完了予定との事。現に今でも標準リリース環境の同テナント内でもアップデートされているユーザーとされていないユーザーもいるし、対象指定リリースの環境なのに未だにアップデートされていないユーザーもいます。

という事で同じホワイトボードを開いてアップデート前後を比較してみます。

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