Microsoft Teams :新しい会議のテンプレート「仮想の予定」が登場

昨日、 Microsoft Teams のカレンダーから会議をスケジュールしようとしたら、見慣れないメニューを発見しました。

▼「仮想の予定」

あ、思い出した。 2022/12/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていた事に。

▼ (更新済み)新しい Teams 会議テンプレートとしての仮想予定

Microsoft Teams の会議には変わりはないんだけど、組織外の人と簡単にビデオで会話ができる会議テンプレートのようです。そういえば、たしか去年の Microsoft Ignite の何かのセッションで、 Bookings を使って就職活動の面接に利用するシーンのデモがあった気がします。 Bookings を使って予約した就職活動中の学生が、予約した面談の時間にアカウントなしでスマホからすぐにオンラインで面談を受ける様子が。

Microsoft のサポートページにも利用シーンの記載が冒頭にありました。

Teams 会議テンプレートを使用して仮想予定を作成する – Microsoft Teams サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/6a9e8cbb-c0ed-4598-851e-3b1750a4a747

「面接、メンタリング セッション、または財務、小売、医療、その他のサービスにわたる多くの種類の顧客会議に最適です。」との事です。それではそういう事を想定して実際に触ってみたいと思います。

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Microsoft Teams :会議で話者の配置によって聞こえ方が違う「空間オーディオ」

Microsoft Teams でまたオモシロイ機能が登場しましたね。機能展開されると会議に参加した時にランダムでこんな吹き出しが登場すると思います。

▼「空間オーディオの紹介」

知らない人はちょっとこれだけだと意味がわからないですよね。イラストの真ん中の人は頭の上に大きなタンコブがあるし(←ボケてるだけで髪型であろう事はわかっていますよ!)。「より自然で没入感のあるサウンドを会議で体験できます。」って言われてもちょっとよくわからないけど、このイラストがヒントなんですよね。

2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: Teams 会議の空間オーディオ

「次世代の没入型サウンドスケープ」「出席者の声を空間化します」など凄そうだけどピンとこない言葉が羅列されていますが、実際に設定画面の説明を読むともう少し具体的にわかります。僕の環境では昨日展開されたことを確認したので早速触ってみます。

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Microsoft Teams :一般の環境でもアバターを会議で利用できるようになった

昨日( 2023/05/22 )の時点では、アバターアプリが一般展開されたけど、作ったアバターを会議に参加させる機能の方はまだ展開されていませんでした。

Microsoft Teams :アバターアプリが一般展開されはじめた!けど…

この記事の下部にも書いてるけど、以前パブリックプレビューで展開開始時にもアバターアプリ利用可から数日後にアバターを会議に参加させられるようになったので、一般展開の方も同じ状態だろうなと思ったら、今試してみたら、アバターで会議に参加できるようになっていました。

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Microsoft Teams :話している人のカメラ映像を大きく表示させる「話者ビュー」登場 ( Speaker View )

先週あたりに Microsoft Teams の会議のメニューの「表示」内に見慣れないビューを発見しました。

▼話者ビュー

コレ、何だったっけかな?と思いながら Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのメッセージを読み返していたら、 2023/03/29 付けで公開されている以下のメッセージの事でした。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのスピーカー ビュー

「スピーカービュー」が翻訳されてUI上では「話者ビュー」という表記に変わったようですね。 Together モードの時みたいに翻訳がコロコロ変わらなければ良いけど。でもたぶん多くの日本人は「スピーカー」って聞くと音が出る音響機器のスピーカーを連想すると思うので、「スピーカービュー」を見て「スピーカー=しゃべる人」と想起する人は実は少ないと思っていて、だから「話者ビュー」のままで良いかもしれませんね。

で、これは記事タイトルの通り、ザックリ説明すると、話している人のカメラ映像を大きく表示させるビューです。他にも細かい仕様がメッセージには記載されていますが、まぁ人に説明する時もゴチャゴチャ言っても伝わらないと思うので、このくらいザックリな説明で十分だと思います。

では、試してみます。

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Microsoft Teams :アバターアプリが一般展開されはじめた!けど…

Microsoft Teams の会議でアバターを利用できる話ですが、

僕の環境では 2023/03/29 にはパブリックプレビューでアバターアプリの提供開始。

Microsoft Teams :アバターもパブリックプレビュー環境で提供開始

ただし、この時点ではアバターアプリを追加してアバター作成はできたけど、作成したアバターを会議に参加させることができませんでしたが、2023/04/03 には会議に参加させられるようになりました。

Microsoft Teams :プレビュー提供開始されたアバターで会議に参加できるようになった

YouTube にも使ってみた動画を公開しました。

Microsoft Teams のアバター(プレビュー)を試してみる ( Avatars for Microsoft Teams in Public Preview )
https://youtu.be/72_x_wQeJKU

そして今朝、僕の環境にパブリックプレビューにしていない状態でアバターアプリが表示されました。つまり、一般展開開始されたという事ですね。

▼「アバター」が表示された

このスクショが示しているのは、まず右上「…」→「情報」内にある「パブリックプレビュー」にチェックがついていない事から、パブリックプレビューじゃない一般環境であるという点がわかります。その上で左アプリバー内の下部「アプリ」を開き「アバター」で検索

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Microsoft Teams : PowerPoint Live のスライド拡大機能

去年、 Microsoft Teams の画面共有で共有された画面を拡大できる事を記事や動画やイベントで紹介したら結構反響がありました。

Microsoft Teams :会議で共有された画面を拡大したい(動画あり)

そして PowerPoint のスライドを共有するなら僕は PowerPoint Live をイチオシしていますが、 PowerPoint Live でも画面を拡大できる機能が登場するぞという話が去年からあったんです。

先に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのアナウンスを紹介しておくと、公開日は 2022/10/28 です。

▼(更新済み)PowerPoint チームでのライブ: スライドを拡大する

で、ここでは一般展開されるのが2023年2月と記載されているんです。そして僕はかれこれ2月から今までの3か月以上にわたり、毎日のようにこの機能が展開されたかどうかを確認していました。しかし待てど暮らせど展開されてこない…。

なんて思ってたら、最近、某弊社の YouTube 用に PowerPoint Live の動画を収録している最中に気が付いたんです。すでに展開されていた事を。そしてメッセージセンターのメッセージに騙された事に!そこらへんも紹介していきます。

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Microsoft Teams :設定の「デバイスの同期ボタン」って何?

僕の環境では1週間ちょい前の2023/05/09の朝に Microsoft Teams の設定画面を眺めていたら追加されていた設定項目、

▼「デバイスの同期ボタン」という設定項目

これはいったい何でしょうね?僕も最初に見かけた時はろくに説明さえ読まなかったので、別のアップデート情報と勘違いして無駄に喜んで勝手にガッカリしていました。

これは先に結論を言えば、 Microsoft Teams 用のデバイスからの操作を無効・有効にさせる設定項目です。なので、そもそもデバイスを持っていない人にとっては全く興味ない設定項目ですね。

2023/05/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :会議のキャプション(字幕)で冒涜的な単語のフィルター処理をオフにできるようになった

Microsoft Teams の会議でライブキャプションをオンにして会議をしているとたまに「*****」と単語が隠されて表示される場合があります。これは「冒涜的」な単語だと判断してフィルター処理をされた状態です。冒涜的な表現の定義や基準がわからないのでなんとも言えないけど、以前、日本語・英語・中国語の3か国語を話せるメンバーでライブキャプションの自動翻訳機能の検証をした時に、誤認で「***」が出たところから脱線して、どの単語だったらOKでどの単語だったらNGなのか?というテストをしたことがあるけど、なんだか曖昧というか「え?これは大丈夫なんだ?」という事が多かったです。また、紳士的な会話をしているのに「***」と表示される事があって、おそらく似たような発音の単語が冒涜的ワードに誤認されたんじゃないかという場面もあります。

今まではこのフィルター処理が常にオンの状態でオフにすることができませんでしたが、設定項目でオフにすることができるようになるという事です。

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Microsoft Teams :Wikiタブに「使うなよ」「移行しよう」のアナウンスが出るようになった

※相変わらず本題に入る前の前段が長いので興味ない方は飛ばしてください。

Microsoft Teams の Wiki タブが廃止され OneNote に変わるという計画があります。そもそも以前から Wiki は評判良くなかった事もあり使ってない人も多かったとは思うけど、意外と使ってる人もいたりします。いや、僕もちょいちょい使ってましたが Wiki タブの僕の中の一番の欠点は検索だと思っています。もう廃止される運命なので傷をえぐるような事はしなくても良いけど備忘録のために現象を再現してみます。(嫌なヤツだと思わないでね!)

■ 今更 Wiki タブの検索の難点をえぐる

検証しやすいように、特定の Wiki タブ内にしか書いた記憶がないワードで Microsoft Teams 内で検索してみました。

▼検索結果

なので通常は検索するとここに色々な検索結果が出ると思うけど、今回は Wiki のみヒットされています。見ると Wiki タブのファイル(.mht ファイル)として検索結果に表示されます。まぁこれは別にイイです。問題はこの後。ファイルをクリックしたら該当する Wiki タブに移動されれば問題ないけど、実際にクリックすると、

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Microsoft Teams :チャットでハイタッチの絵文字を送り合うとオモシロイ!

4月21日に Microsoft Teams の Twitter 公式アカウントからこういうツイートがありました。

英語を流し読みはできない僕なので画像を見て何かのイメージアニメーションなのかな?というくらいの印象で流していました。そしたら実はオモシロイ裏技みたいな事ができる紹介だったんですよね。

実際に試してみます。

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