Microsoft Flow : SharePoint にフォルダー作成するアクションが追加された!

なんか前からあったアクションな気がしたけど気のせいだったのですが、 SharePoint にフォルダーを作成できるアクションが追加されました。

早速試してみたいと思います!

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PowerApps : SharePoint のフォームカスタマイズの落とし穴

PowerApps は「アプリ作成の民主化」などと呼ばれ、非エンジニアでもアプリをローコードで作成できるのがウリの一つですが、基本的には関数を使うのでそこが一つハードルとなってしまいます。ただ、関数は調べればなんとなくわかるし、ネット上に教材もあるし、徐々にブログなどで情報発信してくれる人がいるので、ヤル気があればなんとかなると思います。もう一つのハードルとして色々とお作法がある点です。なかなかクセのある事も多いです。以下、今までの該当する記事です。

PowerApps :登録画面から登録完了したらサンクス画面を挟みたい!

PowerApps :フォーム内の日付の選択コントロールで既定値を指定する場合の落とし穴

このようなクセを把握していないと思う通りの挙動になってくれなくて挫折しがちです(僕も何度か挫折しています)。僕自身もまだまだ PowerApps には慣れていないので、このような挫折ポイントを少しずつ記事にしていこうと思っています。

さて、相変わらず前置きが長いのが僕のブログですが、本題。 SharePoint のフォームカスタマイズが PowerApps で可能です。個人的にはフォームカスタマイズじゃなくてアプリ化した方がメリットが多い気がしますが、場合によってはフォームカスタマイズしか選択肢がない事もあり、僕もちょくちょく触っています。その時に挫折しそうなポイントがありました。

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Microsoft Flow :アクションをクリップボードにコピーできるようになった!(プレビュー)

これは待望の機能ですね。フローの中でアクションをコピペしたいって思った事は多々あります。今まではコピペできなかったので一つ一つ同じアクションを作っていました。それがプレビューではありますがコピペできるようになりました。

では試してみます。

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Microsoft Flow : SharePoint のアクセス権限を操作するアクションが追加された( 権限追加 編 )

前回の記事では権限削除をするアクションについて触れてみました。

Microsoft Flow : SharePoint のアクセス権限を操作するアクションが追加された!( 権限削除 編 )

今回は一度アクセス権限が削除されたアイテムに続いて権限追加をするアクションを試したいと思います。

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Microsoft Flow : SharePoint のアクセス権限を操作するアクションが追加された!( 権限削除 編 )

▼ついに来たこのアクション!「 Stop sharing an item or a folder 」

▼さらに!「 Grant access to an item or a folder 」

まだ日本語訳されていないところが初々しいですね。そのうち翻訳されて「あれ?あのアクション消えたぞ」ってなると思いますが、そういう時は冷静に全アクションを見渡しましょう。日本語になっているハズです。

「 Stop sharing an item or a folder 」は自動翻訳では「アイテムまたはフォルダの共有を停止する」となります。

「 Grant access to an item or a folder 」は自動翻訳では「アイテムまたはフォルダへのアクセス権を付与する」となります。

つまり、1つ目はアクセス権の削除で、2つ目はアクセス権の付与となります。今までこれを実現させるには「SharePoint に HTTP 要求を送信します」アクションを使って難しい事をしないと実現できませんでした。少なくとも非エンジニアにとっては敷居の高い方法です。それが今回のアクションの追加で気軽にアクセス権限が操作できるようになりました。今回はまず1つ目の「 Stop sharing an item or a folder 」を試してみます。

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SharePoint :モダンUIのビュー上で「タイトル」列の列名を変更しても実は変更されていない!?

SharePoint のモダンUIのメリットってパっと浮かぶところで「レスポンシブWebデザイン」などが挙げられると思いますが、僕は大きなメリットの一つとして「ユーザーの画面遷移・クリック数を減らす事でUXが向上されている」も挙げています。特に画面遷移が少ない事は大きいと思っていて、ここで言う「画面遷移」とはつまりページの読み込みが発生する事。近年インターネットのスピードは速くなったとはいえ、画面遷移時のページが読み込まれるまでの時間は未だユーザーにとってはストレスになります。つまり、何かをしたい時にページの読み込みが発生するような画面遷移は極力少ない方がUXとしては良いと考えます。例えば列の編集をする場合、クラシックUIの場合はビューからリストの設定ページに行き更に目的の列の設定ページに行きます。2ページ読み込みが必要です。一方、モダンUIの場合はビュー上で編集できます。この差は大きいです。

と、冒頭から脱線しましたが、今回の記事はこのモダンUIから行う列の編集についてです。 SharePoint においては「タイトル」列はリスト作成時に必ずついている列で削除できない重要な列です。タイトル列が邪魔だなぁと感じる事もありますが…。何かリストを作りたい場合、この「タイトル」という文言を別の項目に置き換えたい場合は結構あると思います。その場合は、タイトル列は列名を変更ができますよね。この場合、モダンUIのビュー上からタイトル列の列名を変更した時に変な挙動になるんです。

実際に現象を再現します。

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PowerApps : 新機能 AI Builder の名刺リーダーを使って名刺アプリを作ってみた! ( Business Card Reader )

先日アメリカで開催された大きなイベント Microsoft Business Applications Summit 2019 で発表された「 AI Builder 」ですが、実は発表より少しフライング?して機能は展開されてSNS界隈では話題になっていたんですよね。この機能がなくても従来から Azure の Cognitive Services のコネクタを使えば PowerApps のアプリ内や Microsoft Flow のフロー内で AI が使えたのですが、非エンジニアが利用するにはまだハードルが高いです。そこをこの AI Builder を使うと更に簡単に AI がアプリやフロー内で利用する事ができるという事です。

※後述しますが、残念ながら PowerApps を触れる環境であれば誰でも利用できる機能ではありません…。

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Microsoft Flow : Flow ボタンで作るカップラーメンタイマーが YouTube に!

まずはこれをご覧ください!(わずか2分程度なのでお気軽に)

▼#ChewNChat: Using #MicrosoftFlow to Make #CupNoodles

これはこの動画で登場する現職のグローバルのCMOである Dux さん( Microsoft MVP & RD)が僕の変わった Office 365 の活用方法について話してみたいというお誘いがあり、この #ChewNChat という気軽に食べながら話そうという企画に僕がゲストで登場するという事になりました。珍しく僕がぎこちない話し方になっているけど久しぶりに若干緊張してしまいました( de:code の登壇でも緊張しなかったのに)。 Dux さんは見ての通りのエンターテイナーで凄く明るくて気さくな方でした。

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Microsoft Flow :「場所」コネクタが登場したので使ってみる( I tried using a Location connector )

1ヶ月前くらいにモバイルアプリのアップデートで位置情報を常に利用するアップデートがあったので、そのうち位置情報を利用したトリガーやアクションが出てくるのでは?と思っていましたが、登場しましたね。

▼「場所」コネクタ

「場所」と翻訳されていますが、英語だと「 Location 」というコネクタのようです。「(プレビュー)」と書かれていますが、早速試してみます。

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Office 365 : iPhone から様々な方法で画像ファイルをアップロードした際のそれぞれのファイルサイズなど

まず、この検証もガッツリやった検証ではないので、最終的には皆さまがご自身でも検証してください。もし相違がある場合はご連絡いたれければと思います。また、現時点での検証結果です。

さて、僕は自分のテナントで外食記録システムを作っているのは以下の記事で紹介しました。

Office 365 : Microsoft Flow + SharePoint + Power BI で作る「外食記録」システム Ver.1.0

で、この外食記録をつけるのが Microsoft Flow のモバイルアプリの Flow ボタンなのですが、写真を Flow ボタンのファイルコンテンツからアップし、それを SharePoint のカスタムリストのアイテムの添付ファイルとして保存するわけです。ただ、この画像が非常にサイズが大きく、 Power BI のモバイルアプリでは画像が全然表示されず(これは他にも問題がありそうなんだけど)、 PowerApps でも外食記録閲覧用のアプリを作成したけど画像の表示がなかなかされなかったんです。

そこで、 Azure の ComputerVision に画像のサムネイルを作る機能があったので、これを試してみようと色々検証をしていたのですが、 Flow ボタンに添付したファイルサイズが大きくてフローにエラーが出てしまうんです。

▼ただ、 ComputerVision の制限事項は4MBなんですよね。

その添付した画像ファイルは4MB未満だったんですよ。これはおかしいぞ!という事で調べたところ興味深い結果が出ました。

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