Microsoft Stream :動画・オーディオファイルにコメントができるようになった( SharePoint / OneDrive )

Microsoft Stream の話になると過渡期なので毎回説明しなきゃいけなくなるけど、旧来の Azure ベースの Microsoft Stream (クラシック) の方じゃなく、 SharePoint / OneDrive ベースの新しい方の話です。(そもそもクラシックの方はずっと以前からコメント機能ありましたもんね)

【参照】Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン – Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream

動画ファイルやオーディオファイルにコメントができるようになったのですが、2022/1/25付けで公開された Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの以下のメッセージが該当します。

▼(更新)マイクロソフト ストリーム: SharePoint と OneDrive のビデオまたはオーディオ ファイルにコメントする

では実際に見てみたいと思います。

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.3 有効期限が切れた後の挙動と復元

Microsoft Teams の会議の録画の有効期限については、これで3回目です。特に基本動作は Part.1 に書いてあるのでまだチェックしていない人は先にそちらをチェックしてみてください。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.2 有効期限を変更できる人はだれ?

さて、今回は、有効期限が切れた後の挙動について確認していきたいと思います。保存先がわかっているので確認せずとも予測は付きますが、念のため。あと、有効期限が切れて削除されたファイルを元に戻す復元方法も確認します。

例によって、会議の種類「チャネル会議」「非チャネル会議」で録画ファイルの保存先も変わるので、今回もその2種類どちらも確認していきます。

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.2 有効期限を変更できる人はだれ?

色々忙しくて1週間ほど更新ができませんでしたが、ようやく少し落ち着きました。前回の記事で Microsoft Teams の会議の録画の自動有効期限を試してみて、触りの部分を話しました。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

ただ、触ってみると気になる点が色々増えてきたので、今回以降はその気になる点について書いていきます。なので基本的な動作に関しては上の Part.1 をご覧ください。

では気になる点を見ていきます。会議の録画の保存先はチャネル会議なら SharePoint 、非チャネル会議なら OneDrive なので、1つの気になる点に関して両方のパターンで見ていきます。(チャネル会議・非チャネル会議の詳細な説明は、これまで色々と触れているので割愛します)

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OneDrive / SharePoint :サイト内の他のライブラリに移動できるドロップダウンメニュー

これ、一度2月あたりに展開されたのにすぐ消えてしまったので記事にしていなかったけど、昨日あたりに復活しているのを確認したのでようやく記事にします。

2021/12/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)マイクロソフトの OneDrive と SharePoint ライブラリのドロップダウン メニュー

つまり、ライブラリからサイト内の別のライブラリに移動できるメニューです(←記事タイトルと同じ事言ってるだけ…)。では、試してみます。

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Microsoft Stream :OneDrive や SharePoint 上のビデオにサムネイル・タイトル・説明を設定できるようになった

さて、まず本記事のタイトルを見た時に「え? Microsoft Stream の話なのに、 OneDrive や SharePoint に保存されたビデオの話?どういう事?」って思われる方も多いかもしれません。これ僕がタイトルをミスったわけじゃないです。

まず、現時点でも Microsoft Stream について説明する上でややこしいのが、 Microsoft Stream が過渡期であるという点。従来の Microsoft Stream は「 Microsoft Stream ( Classic )」と呼ばれ最終的には廃止される予定です。それに置き換えられるのが「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」もしくは「 Microsoft Stream ( on SharePoint )」などと表現され、置き換えが完了するとカッコ書きも必要なくなり、また「 Microsoft Stream 」という名前になるんじゃないかと思うけど、とにかく従来では Azure の専用領域に保存されていたものが、名前の通り SharePoint に保存されるようになるというのがザックリとした説明です。 SharePoint ベースという事はつまり OneDrive でもあります。ややこしいですよね。本記事はその「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」の話をするので記事タイトルは間違っていません。

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

さて、ようやく本題に入ります。この「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」は「 Microsoft Stream ( Classic )」よりも機能面で劣る部分も多くあり、徐々に機能追加されて復活してきました。今回新たに見つけた機能が、ビデオファイルにサムネイル画像とタイトルと説明が追加できるようになった事です。

2022/04/05 公開の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにメッセージがありました。

▼マイクロソフトストリーム:ビデオ/オーディオファイル情報を表示および編集する

それでは試してみます。 Microsoft Teams の非チャネル会議で録画した動画ファイルをチェックしてみます。

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OneDrive / SharePoint :移動・コピーのUXが改善された

なにやら半月~1ヶ月前くらいから変更された投稿をSNSで散見してから毎朝チェックして待つ事待つ事…ジラしプレイは苦手なので自分の環境に展開されないといつも悶々としちゃいますが…今回もようやく今朝僕の環境で確認できた事です。

OneDrive や SharePoint のライブラリでは、ファイルの移動やコピーができますが、そのUXが改善されます。これは2021/10/01付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに公開された以下のメッセージがあります。

▼ (更新)OneDrive と SharePoint: ユーザー エクスペリエンスの移動/コピーの改善

公開日が結構前な事からもわかるとおり、更新のスケジュールが何度か後ろ倒しになっていました。あ、あと、この手の更新の際に Microsoft は「ユーザー エクスペリエンス(UX)」という言葉を良く使いますね。なんとなく「ユーザーインターフェース(UI)」の変更だとは思っちゃいますが、UIだけではなくそこから得られるユーザー体験が改善される事からUXという表現を使うんだと思います。今回もUI変更により、移動やコピーのユーザー体験が改善されるという事ですね。

さて、僕の手元にある環境では、対象リリーステナントと標準リリーステナントがあり、今回のが反映されたのは対象リリーステナントのみなので、新旧の違いを確認していこうと思います。

※以降、比較しやすいように、新UIの方はダークモードにしています。

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Microsoft Stream :ピクチャ イン ピクチャ で再生できるようになった

まず先に、ややこしいけど今回の Microsoft Stream とは、「 Microsoft Stream (クラシック)」ではなく、「 Microsoft Stream ( on SharePoint )」の方です。詳細は以下の Docs のドキュメントを参照してください。

Microsoft Stream (クラシック) とは? – Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

で、つまり Microsoft Stream とは言うものの、結局は SharePoint のライブラリや OneDrive に動画ファイルをアップロードして共有する使い方になるわけですが、今回はその on SharePoint の方の動画再生プレイヤーの新機能追加の話です。

これ Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにメッセージなかったと思うんです。今探しても見つかりませんでした(探し方が悪い?)。偶然動画を開いたら見慣れないアイコンがあったから発見した感じです。それでは試してみます。

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Microsoft Whiteboard :ボードのデータを OneDrive に保存されるようにしてみた

■前置き

Microsoft Whiteboard は皆さん使っていますか?特に Microsoft Teams で会議しながら Whiteboard に全員で書き込むような時に便利ですよね。リアルなホワイトボードだと次の会議室利用者のためにも情報セキュリティ的にも消さなきゃいけませんが、 Microsoft Whiteboard であれば消さなくてもOKです。翌週の会議で書き途中からスタートさせる事もできます。会議室とオンラインのハイブリッド会議の場合、会議室のホワイトボードを使い始めるとオンライン組が置いてけぼりを食います。 Whiteboard であれば環境関係なく全員同じ見え方で全員書き込めるので、これからの働き方にマッチングしていると思います。

で、 Whiteboard のデータってどこに保存されているか、を考えた事ありますか?今は Azure ベースの Whiteboard なんですよね。しかし去年からすでに OneDrive に保存されるようになるという事は言われていました。そんな中、少し前に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにこんな記事が更新されていました。

▼ (更新)更新されたタイミングの変更: ビジネス向け OneDrive のホワイトボード

公開日は去年の9/3と半年前ですが少し前に更新されています。良く読むと、

▼気になる記載箇所

OneDrive が既定になるのは4月中旬に完了するって記載されています。更に気になる記載が、

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OneDrive / SharePoint :「リンクをコピー」の挙動が変わった

共有リンクの話です。皆さん使っていますか?気軽にドキュメントを共有できる便利な機能ですよね。使い方次第では色々課題も出てきますが。さて、今回記事にしたのは2022/01/20付けで公開された以下の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのメッセージが最近更新された事でチェックしたら、僕の環境で変化が確認できたので。

▼(更新)OneDrive/SharePoint Web の [リンクのコピー] コマンドを更新します。

タイトルだけじゃイマイチ良くわからないけど、つまり共有リンクを利用する際に「リンクをコピー」というメニューを利用するけど、その時の挙動が変わったという話です。

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OneDrive / SharePoint :画像編集ができるようになった

簡単な画像加工ならソフトは不要になりますね。 OneDrive 内で画像編集ができるようになりました。これは2021/10/19付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。

▼(更新)SharePoint と OneDrive のイメージ編集 – フィルター

僕の対象リリースの環境に展開されたので試してみます。

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