Microsoft Forms :選択肢などの選択を解除できるようになった

最近仕事で Microsoft Forms でアンケートを作成する事が増えたんだけど、今朝ちょっとしたアップデートだけど個人的にはうれしいアップデートに気が付きました。ちなみに僕が確認したところ、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにはアナウンスはありませんでした。肌感覚だけど Microsoft Forms ってメッセージセンターにアナウンスがないアップデートが他より多い気がします。

さて、どんなアップデート内容かは記事タイトルで出オチしていますが、まずは従来このアップデートがなかった時の一つ問題点を説明します。相変わらず脱線話が長いけど、僕としてはアップデート内容だけ紹介するより、そのアップデートの意味は?という点を踏まえる事が大事だと思って書いています(このブログ自体が自分自身の備忘録も兼ねているので)。もちろんただのオジサンである僕の考えなので大したことじゃない事を長々と書いてしまっていますが(笑)

■選択肢の問題点

▼選択肢の設問

こういう設問があったとします。前提条件として回答者の僕は嫌いなフルーツがありません。でも、例えば操作ミスで何かにチェックしてしまったり、必須項目かと勘違いしてチェックする可能性もあります。

“Microsoft Forms :選択肢などの選択を解除できるようになった” の続きを読む

OneNote :タブが垂直表示に対応した(主に僕が歓喜!)

OneNote ネタの記事を書くのは、かれこれ3年以上ぶりのようです!普段からメッチャ使ってるんですけどね。メモを取るだけなのでこれと言って新機能を欲していないというかなんというか。

■【脱線話】ややこしい OneNote アプリ

相変わらず僕のブログは脱線するけど、そもそも OneNote ってややこしいです。アプリが複数ある状態が長い。5年前にこんな記事を書きました。

OneNote : OneNote と OneNote 2016

当時「 OneNote 2016 」ってのがあった上に、 Windows 10 版の「 OneNote for Windows 10 」や「 UWP 版」などと言う2種類あったんですよね。で、当時は Microsoft は「 OneNote for Windows 10 」を使ってね!という方針だったらしいです。以下は僕のブログから該当部分を抜粋。

▼ 2018 年の記事から

これ今 2018 年の僕に一言モノ申せるとしたら「スクショ撮れ!」です…。 Microsoft のサポートページへのリンク貼ってるけど、当然仕様が変わればサポートページも変わりますからね。今サポートページを開くと、

▼ 2023 年の現在の記事から同じ部分を抜粋

真逆な事が書かれているんですよ。「 OneNote for Windows 10 」は2025年10月にサポート終了になるとも。

“OneNote :タブが垂直表示に対応した(主に僕が歓喜!)” の続きを読む

Microsoft Teams : Together モードの使い勝手が良くなった

みなさん、 Microsoft Teams の会議で Together モード使っていますか?たぶんあまり使っていないんじゃないかと思います。というのもそもそも Microsoft の発表でオンライン会議でカメラをオンにする人は30%程度だって言われていました。だからこそのアバター機能の登場だったりします( Microsoft のアバターを紹介するブログでこの30%の数字が紹介されていました)。で、 Together モードってそもそもカメラオフだと意味がないですからね。あとは会議って大体 PowerPoint のスライドや Excel を共有表示させながらやる事が多いじゃないですか。あとは誰かが画面共有した状態で OneNote を表示させて議事メモを見せながら会議したり。つまりみんなのカメラ映像のみが表示される状態で会議ってあまりないと思うんです。 Together モードってそういう時に活躍するものじゃないですか。座談会的な?テーブルトーク的な?インタビュー的な?。そういう意味でもなかなか使われていないんじゃないかな?なんて思っちゃうわけです。(画面共有などコンテンツが共有された状態でも Together モードは利用できるけど)

ただ、最近アバターが登場してから仕事でも Together モードにする機会が僕は増えました。カメラオンじゃなくてもアバターで参加する人が多いので、なんとなく全員を見渡せる Together モードにしがちです。まぁたぶん僕だけかもしれないけど。で、アバターがズラって並ぶと困るのが、誰が誰だかわからない状態。僕みたいに簡単に似せられるアバターを作りやすい人もいるけど、ほとんどの人は確実に似てるアバターではなかったり、わざと別の自分を作ったり、面倒だからベースアバターを適当に選んでカスタマイズしていない人もいるので。

だからというわけじゃないと思うけど、 Together モードがより使い勝手が良くなりました。

2023/05/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのトゥギャザー モードの使いやすさの向上

これは Together モードの時に誰がどんな挙動をしているかが可視化されるような感じです。僕の環境は今標準リリースにしているけど今日展開されているのを確認したので、もう普通に皆さんの環境に展開開始されているハズです。では試してみます。

※ただし、本当は複数人いる状態の方が説明しやすいけど、すぐにその環境を準備しづらいので1人で試します。

“Microsoft Teams : Together モードの使い勝手が良くなった” の続きを読む

SharePoint / OneDrive for Business :アクセス許可の管理(共有リンク・直接アクセス)のUIが変わった

SharePoint や OneDrive for Business (以下、 ODfB )と言えば、ファイルストレージとして他ユーザーと共有ができるのも大きな特徴の一つですが、まぁ正直わかりづらい。まず直接アクセス権を付与する方法と、共有リンクという形で共有する方法の2パターンあるのが理解しづらいしユーザーに教えるのもなかなか難しい。

と、冒頭からネガティブな事を書いたけど、特に「このファイルの共有状況ってどうだったっけ?」ってなった時に確認するのも面倒な感じでした。でも共有って便利ではあるけどセキュリティ的な部分では危険でもあります。そんな中、アクセス許可の管理のUIが変わります。まだ標準リリースに展開期間中なので全ユーザーが変わったわけじゃないです。

2023/05/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)OneDrive: エクスペリエンスの共有 – 更新されたアクセスの管理

OneDrive と書いてあるけど SharePoint も同じです。下の方に「OneDrive/SharePoint を操作するユーザーは…」って記載ありますよね。そして、「エクスペリエンスの共有」って翻訳されてるけど内容から推測するに「体験を共有」するんじゃなく「共有の体験」ですね。アクセス許可の管理が更新されて共有機能の体験が変わりますよって事です。なので本当はこの記事タイトルも「…のUXが変わった」が良いと思うけど、記事タイトルに「UX」って書いてもうまく伝わらない場合が多いのであえて見た目が変わったって事がわかるように「UI」に置き換えています。「UI」の方がまだ一般的かなぁと思って。実際は「UI=UX」は大間違いなんですけどね。ま、それはいいや。

とにかくアクセス許可の管理の画面が変わって全体的な共有機能の体験が変わりますよって事ですが、どんな感じなのか?僕の環境には新旧の環境があるので、比較してみたいと思います。

“SharePoint / OneDrive for Business :アクセス許可の管理(共有リンク・直接アクセス)のUIが変わった” の続きを読む

Microsoft Teams :カレンダーの右上「+新しい会議」からのメニューの表示が変わった

今朝、たまたま見つけた変化です。

Microsoft Teams のカレンダーから新しく会議をスケジュールする時に右上のボタンを押しますよね。

▼ここ(変更前)

「(変更前)」って書いた通り、ここの表示が今朝見たら変わっていました。

▼変更後

“Microsoft Teams :カレンダーの右上「+新しい会議」からのメニューの表示が変わった” の続きを読む

Microsoft Teams :会議ウィンドウのメニューバー「表示」内のメニューが少し変わった

Microsoft Teams の会議ウィンドウの上部のメニューバー内はシレっと配置が変更される事がたまにあるけど、今回も今朝たまたま見つけました。いや、そういえば今思い出したけど、話者ビューについてのメッセージセンターのメッセージ内にあるスクショに、ついでのように書かれていたかも?と思って読み返したらありました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのスピーカー ビュー

この文章部分に記載があったのと、2個目のスクショを見ると変更後のメニューレイアウトがありましたね。これを見かけた覚えがあって、話者ビューが登場した時はまだこのレイアウトになっていなかったのでスルーした記憶があります。

じゃ、新旧を比べてみます。

“Microsoft Teams :会議ウィンドウのメニューバー「表示」内のメニューが少し変わった” の続きを読む

Microsoft Lists / SharePoint :リストのフィルターの表示方法が変わった

元々 SharePoint に15年以上前から存在していたリストが Microsoft Lists として独立?したのが2020年くらいなのでもう約3年なんですね。結局のところ「 SharePoint リスト = Microsoft Lists 」である事は変わらないのでややこしいですよね。特に最近 Microsoft 365 を利用しはじめたユーザーにとっては、名前も見た目も違うのに実は同じリスト…という状況ですからね。

そんなリストですが、列を追加する事でデータを探す時にフィルターやソートやグループ化などで絞って探しやすくなる機能が豊富にありますが、その中でフィルターをかけた時に以前にくらべて見やすく、そして解除させやすくなりました。

2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)マイクロソフトのリストに適用されたフィルター

目的のデータを探すにはフィルターは良く利用する機能だと思いますが、機能展開の期間が長く、僕の環境には運悪くなかなか展開されて来なく、先日チェックしたら忘れた頃に展開されていました。さて、どんなものか触ってみます。

“Microsoft Lists / SharePoint :リストのフィルターの表示方法が変わった” の続きを読む

Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった

「もしコロナ禍にならなかったら?」なんて色々なシーンで考える事ありますよね。今回ももしコロナ禍にならなかったらこんな機能追加されなかったんじゃないか?なんて思ったりしました。それが Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになる機能です。

■前段

※いつものことだけど前置きが長いです。興味ない方は飛ばしてください。

“Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった” の続きを読む

Microsoft Whiteboard :コメント機能が追加された

この機能、運悪く僕の環境にはなかなか展開されてこなかったんだけど、今朝ようやく展開されたことを確認しました。今朝、 Microsoft Whiteboard のホワイトボードを開くと、

▼こんな吹き出しが

こんな吹き出しが出て、左上メニュー内にコメントボタンが出てきました。

2022/12/02 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)ホワイトボードに登場する最新のコメント体験

2022/12/02 付け公開なので実際に展開されるのに何度か延期をして半年くらいかかったようですね。コメントの利用シーンってどんな時?という疑問は一旦置いといて、まずは試してみます。

“Microsoft Whiteboard :コメント機能が追加された” の続きを読む

Microsoft Teams :会議で画面共有の拡大ボタンが登場する

Microsoft Teams で画面共有されたけど文字が小さくて読めない…。なんて事あると思います。そういう時に発表者に「拡大してください」ってお願いしていたんじゃないかと思います。でも画面共有された側が自分で拡大させる方法は実は以前からあったんですよね。ただしボタンなどはなく [ Ctrl + マウスホイールをグリグリ ] だったので裏技的な機能でした。

Microsoft Teams :会議で共有された画面を拡大したい(動画あり)

この記事の冒頭で書いた通り、ある程度 Microsoft Teams に詳しい人も知らなかった裏技的 TIPS だったんだけど、ようやくボタンが表示されて裏技じゃなくなりそうです。

2023/05/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ 画面共有の表示中にズームコントロールを導入する

現在、ターゲットリリース及びパブリックプレビューで展開されており、おそらくほとんどの方は標準リリースだと思うので、7月上旬から使えるようになると思います。

僕の環境に展開されたので早速見てみます。

“Microsoft Teams :会議で画面共有の拡大ボタンが登場する” の続きを読む