※すべて検証は iPhone X で行っており、 Android などは実機をもっていないのでわかりません。
▼モバイルアプリに「転送」ってメニューが
事の発端は、弊家族テナントで、未だに把握できていない僕の母親が、僕との個人チャットで僕の嫁さん宛にメッセージをしたんですよね。
▼その状況
間違えた場所にメッセージを送信したのを発見したら、メッセージ送信者に「本来の場所に投稿しなおしてください」って促すことが大事です。
で、こういう場合に、コピペ以外に、送信済のメッセージを別の場所に移動させる手段はないかな？と思ったんです。そしてたまたまその時にモバイルアプリを使っていたので…
▼で、この「転送」というメニューを見つけたんです
ちなみに、モバイルアプリ（ iPhone ）の場合はメッセージを長押しするとメニューが表示されます
では実際にどんな動きをするのか？「転送」をタップすると…
▼こんなウィンドウが開きます
宛先の指定は「選択＞」をタップします
▼宛先指定
「宛先：ユーザーやチャネルを検索」とあるので、つまり、チャットからチャネルの会話にも転送できるという事ですね。
▼「一般」で検索するとチャネルがズラっと…
宛先を指定したら、このまま「送信」をタップすれば転送できそうだけど、転送するメッセージの本文部分をタップすると…
▼転送しようとしてるメッセージに加筆など編集する事も可能です
これはもはや「転送」と言えるのか？という事もありますが…とりあえず送信してみます
▼転送先のチャネルに送信されました
個人チャットのメッセージをチャネルの会話に転送する事ができました。
では、転送したメッセージをPCのデスクトップアプリから見てみます。
▼モバイルアプリから転送したメッセージをPCから確認
うん、これじゃ転送した事（された事）が全くわかりません。引用返信みたいに誰が発信元かはわからないし、メールの転送機能みたいに、転送元の情報がないから「いつ、だれが、どこで」発信したメッセージを転送したのかはわからないです。
以上の事から、なんとなくだけど、「転送」という名前だけど、「簡単にメッセージを別の場所にコピーできる機能」という認識の方が良いかもしれないです。
強いて言えば、面倒だけど…
▼こんな感じで転送者が転送した旨を追記しておくと良いかも
間違えた場所で発言をしているのを見つけたら、ちゃんと本人に指摘して正しい場所に再投稿するように促すことが大事だと思います。その場合、その人の席に行って口頭で伝えたり、電話したり、間違えて投稿した場所で返信したり、個人チャットで指摘したり…と色々な方法があると思いますが、方法の一つとして、このようにわかってる人が正しい場所に誘導しつつ指摘する場合には、この転送機能は使えるかもしれないです（スクショ内ではやってないけど、誤送信した人にメンションしたりして気付いてもらう事も大事ですね）。
気を付けるべきは、気軽に転送できてしまうけど、実は転送した人の方が勘違いをしていて、間違えた場所に転送しちゃう事もあるという事。善意でやった事が結果的に悪く作用してしまう事もあるので注意が必要です。
そしてこの「転送」の用途は、識者が転送してあげるというより、誤送信してしまった本人が、気が付いて削除して正しい場所にまた一から入力せずとも、自分のメッセージを正しい場所に転送する…という使い方もアリかもしれないですね。
ちなみに、この「転送」は僕が探した限りだとPC側にはメニューに見当たりません。
▼PC側には「転送」というメニューがないです
と、機能を見つけたけど、試してみて把握した仕様では、イマイチ利用シーンが見出せないのが正直なところです…。まぁ、もしここぞという時があったら思い出して使ってみてください。
【オマケ】
冒頭に紹介した弊家族テナントでの母親の送信先が間違えていた件に関しては、結果的に「転送」を利用してうまくハンドリングできました。後は母親にちゃんと把握してもらえるように根気良く説明していくのみです。
▼転送した事でコミュニケーションはうまくハンドリングできた