なんか久しぶりに Office 365 関連のモバイルアプリが追加された気がするけど、 Microsoft Office アプリとやらがダウンロードできるようになったらしいです。
▼ Microsoft Office
▼Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに流れたアナウンス
Google Play Store
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.officehubrow
App Store
https://apps.apple.com/app/microsoft-office/id541164041
時間がないので少しだけど、触ってみます。
※僕は iPhone しかないので iOS のみ。
▼ App Store からダウンロード
▼なんとなく Excel PowerPoint Word の並びに追加
▼ホーム画面
「推奨」のところには最近 PowerPoint しか使ってないのでスライドのファイルばかり出てくるけど、他にもなんだか Microsoft Teams で使った Wiki のデータファイルが表示されたりしていました。しかも開くことはできず…(笑)
▼Wiki のファイル
▼開けない
▼ファイルのプロパティも参照可能(.mht なのでWikiのデータですね)
う~ん、Wikiのデータファイルがここに表示されるくらいなら、せめてタップしたらエラーで終わらせずに、 Microsoft Teams アプリに移動して Wiki が開かれるくらいの挙動があればイイんですけどね。こんな感じならいっそのこと表示されない方がイイかなぁ。
▼「メモ」ってところは OneNote の付箋が表示されます
▼下のバーの「+」をタップすると…
▼「メモ」「レンズ」「ドキュメント」の新規作成の3つが選べます
▼「レンズ」を選択すると、 Office Lens そのものでした
▼「ドキュメント」を選択すると、ここからドキュメントが作れそうですが、時間がないので割愛
正直、まだ僕はモバイルからドキュメントを作ろうと思ったことがないのであまり興味がなかったり…。ただ、よく見るとここからもOCRの機能だったり、写真から表を認識して Excelに表を起こしてくれる機能も使えるっぽい。
▼「メモ」を選択するとここから OneNote の付箋が書ける
▼下のバーの「操作」をタップすると…
▼色々な操作への導線が
▼スクロールするともう少しメニューがありました
ここからも画像からテキストや表が作れる機能への動線がありますね。PDF関連も色々できそう。
▼ OCR の機能を試してみました。アプリ内で写真を撮って
▼テキストが抽出されました
日本語も結構精度良いんじゃないかと思います。
印刷物からデータとしてテキストにしたい場合は気軽にこれでテキストに起こしてデータ化され、PCでそれを開いて修正してドキュメント…という流れがスムーズにできそうですね。
という事であまり時間がなかったので少しだけ触ってみただけですが、個別にアプリが存在するので用途はどうなんだろうなぁ?と思うけど、冒頭で紹介したメッセージセンターのアナウンスの内容を見ると、「既存の Word Excel PowerPoint アプリのすべての機能があり、3つのアプリをすべてインストールする場合よりも、必要な電話ストレージが大幅に少なくなります。」と書いてあります。ひねくれた言い方をすると個別のアプリは不要なの?って思ってしまうけど、特に社用モバイルデバイスでストレージがショボい場合は、今までの個別の3つのアプリは削除して Microsoft Office アプリだけで十分ですよって事でしょうかね。
また、アナウンス内ではこのアプリが出来たからって個別のWord Excel PowerPoint アプリはサポートするし投資も継続するとの事です。なくなるってわけではなさそうです。
他にも Office Lens アプリの機能があったりもするので、多いアプリをスッキリさせたい人は色々と減らせそうですね。僕はたくさん並べたい派なのですべてインストールしますが。
いずれにせよ、アプリが増えたという事は選択肢が増えたので便利な方を使えば良いですね。