SharePoint のページのバージョン履歴も昔は本当に使い勝手がよくなかったです。何がどう変わったのかよくわからないから、履歴をたどって復元ができると言われても、どの状態に復元すればベストなのか?の判断がつきにくかったです。そもそも…、これは怪しい記憶なので話半分に読んでいただきたいですが、たしか SharePoint 2007 あたりなんかは、ページのバージョン履歴ってテンプレート内のリッチテキスト部分の履歴は保持されていても、Webパーツの変更は履歴として保持されていなかった気がするんですよね…。それで「こりゃ使えない!」って思って当時は社内ポータルトップページなどはWebパーツをエクスポートしてバックアップとして保存していた記憶があり…。嘘だったらごめんなさい(笑)
で、戻ります。
今回、ページのバージョン履歴が進化して、便利になりましたので紹介します。( SharePoint ニュースも同様です)
▼編集バーの右側の「編集」の左(ここでは「発行日 2020/2/16」)をクリック
▼右パネルが出現しました
▼拡大したところ
ちゃんとどこを編集したかが箇条書きされています。各項目をクリックすると…
▼そのWebパーツに移動してくれるのでわかりやすい(動画)
そして
▼この「変更箇所をページで強調表示する」をクリックすると…
▼このように変更したWebパーツが視覚的にもわかりやすく強調表示されます
▼テキストWebパーツはその中の変更箇所を更に二重線で表示してくれます
更に…
▼v30.0を選択しつつ、v27.0の「…」から「選択したバージョンと比較する」をクリックすると
▼このように、v30.0とv27.0の比較をしてくれます。
という事で、もちろん誰がいつ変更したかもわかるのですが、細かくどこが変更されたかもわかるので、複数人で編集しているページにおいてはバージョン履歴が重宝する事もあるかと思います。