Categories: Microsoft Teams

Microsoft Teams :いいねボタンにバリエーションが! ( Variation of Like button )

[ 2022/12/12追記 ] 一時的な連絡

チャットやチャネルのメッセージのリアクションの絵文字の種類が激増するアップデートに関する記事は以下に書きました。(本記事は別件の記事です。)

Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた


[ 2022/12/09追記 ] 一時的な連絡

本記事のアクセス数が数日前から急増しています。おそらくチャットのリアクション(いいね)の種類が6個から数百種類に増えるアップデートについて検索した人がたどり着いた事かと思います。

▼これ

これは僕の推測ですが、おそらく社内の周囲でこのアップデートが展開された人がいて、その話を聞いたけど自分はまだ展開されてないという人が、もしかして設定や操作をしないとアップデートされないのかな?と思って検索してこの記事にたどり着いたのかと思っています。結論から先に言うと設定や操作はありません。正座で待機するしかありません。そしてこの記事は3年半前の2019年6月に公開した別のリアクションの機能アップデートの記事なのでリアクション数が増える話ではありません。なのでこのように書き足しています。

この機能アップデートは僕の把握している限りだと Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターで公開されているアナウンスでは、一般の方の展開時期は2022年12月中旬~2023年1月下旬となっております。

つまりまだ展開が開始されていない認識です。僕の持っている複数環境にもどれ一つとして現在まだ展開されていません。本ブログのポリシーとして「僕の環境に展開された機能を実際に触ってみる」というのがあるので、書きたくても書けないんです。

ただし、展開時期がフライングスタートした可能性もあります。実は知らない人も多いと思いますが、機能展開は世界中で一斉に切り替わりません。またテナント単位で一斉に切り替わるわけでもありません。ユーザーによって展開時期が異なります。なので社内の隣の人は展開されているのに自分は展開されていないという事が普通です。展開時期が長めに設定されているのも、その時期にユーザー単位で段階的に展開されていくからです。なので正座で待機です。メッセージの情報が正しければ、運悪く展開時期が遅い人は来年2023年の1月下旬まで正座で待機です。足がしびれますね…。

また先程「設定や操作はありません」って言いましたが、一つだけ実はあります。それがメッセージセンターのアナウンス内にも記載されている「プレビュー:9月中旬~9月下旬」という記載です。パブリックプレビュー版に変更するとそちらではすでに利用可能です。ただし、パブリックプレビュー版への変更は一般の方にはオススメしません。それはプレビュー版なので動作保証がないからです。テナントの設定でパブリックプレビュー版を利用できなく設定しているところも少なくはありません。なのでもしパブリックプレビュー版が利用できる状態であっても、一般の方は正座で待機した方が良いです。

なので僕のもう一つの推測ですが、展開時期が12月中旬なのに上旬の今すでに展開されたと言ってる人は、もしかしたらパブリックプレビュー版にしている人かもしれないです。パブリックプレビュー版が動作保証がない事を知らずに使っている人や過去にパブリックプレビュー版にした事を忘れてしまっている人など。

まぁ、いずれにせよ、僕も含めて正座で待機しておきましょう。楽しみな機能アップデートですよね。以上です。


そのうち追加されるといわれていた「いいね」ボタンのバリエーション。急に展開されましたね!
お昼休みを犠牲にして、速報レベルで触ってみます。

▼会話にマウスホバーしなければなにもないけど

▼会話にマウスホバーすると6種類が表示されます

6種類全部名前付いてますね。

▼これは「いいね!」今までのやつ

▼「ハート」

▼「笑い」

▼「びっくり」

▼「悲しい」

▼「怒ってる」

で、どれかクリックすると…

▼こんな感じです

では複数種類が押されると?

▼それぞれカウントされて表示されます

▼反応のそれぞれのアイコンにマウスホバーすると誰が反応したかが表示されます

ここらへんも今までの仕様ですね。

▼その他のメニューも「…」をクリックして展開されるのも変わらない

▼反応した後に同じボタンを押すと取り消されます

別のボタンを押すとそっちに切り替わります。つまり1会話に1ユーザーあたり1回も変わらない仕様。

▼重要に設定した場合の重要アイコンとの位置関係

これだけ見ると「!」って反応もできるのか?と思ってしまいがち?

▼モバイルアプリを見ると…小さっ!!(黄色い矢印の先にある小さいやつ…)

▼反応もいままで「いいね」だけだったところがバリエーション選べます

デスクトップアプリもブラウザからもモバイルアプリからもすべて使えますね。

UX的にも、クリックした後に何かを選ぶというUIではなく、今までと同じクリック数で選べるのは良いですね。

あとは種類を見て思ったのが、他のSNSなどと比べると…

▼LinkedIn

▼Facebook

なぜか LinkedIn に合わせずに Facebook に合わせてきていますね(笑)


という事で、今までは「いいね」以外の反応ができなかったので、残念な気持ちを共感したくても「いいね」しかないから…という点が、このバリエーションのが増えたおかげでワンクリックの反応の表現の幅が広がりましたね。

TAICHI