Microsoft Stream の利活用状況が一変するかもしれない！と言っても過言ではない機能がモバイルアプリに実装されましたね。それが動画アップロード機能です！
▼アップデート内容
今や動画を撮るデバイスはデジタルビデオカメラよりもモバイルデバイスからの方が多いハズ。またデジタルビデオカメラの場合、録画した動画を一旦PCに移してからアップロードしなければいけないけど、モバイルデバイスの場合は録画したらそのまま出先でもアップロードできてしまう手軽さがあります。つまりユーザーからのUXが大幅に向上するわけですよね。例えば会社として参加した業界イベントでの会社のブースの模様の動画でも良いし、工事現場の動画でも良いし、または、会社の設備で操作が難しいものは動画に撮ってマニュアルとして公開しても良いし。
では実際に触ってみます。
▼右上に「+」が表示されました！タップします
▼「カメラロール」からアップロードをタップします
「クラウドサービスからアップロード」だと OneDrive などの動画をアップできます。
▼カメラロールの動画だけ一覧表示されるのでアップロードしたい動画をタップします
残念なのは、写真アプリのアルバムを選んでから動画を選ぶ方法がない点。過去の膨大な動画から目的の動画を選択したい場合、カメラロールの一覧からしか選べないので探すのが大変。
▼上部にアップロードや処理の進行状況が表示されます
ここで動画タイトルや説明も編集できます。
▼もう一つ画面があります
このまま「公開」ボタンをタップすると公開されます。ここに記載の通り、テナント内ならだれでもこの動画を見る事ができる形で公開されます。問題なければ公開ボタンをタップします。
が、その前に「ビデオ オプション」をタップしてみると、
▼顔認識をするかどうか？動画にコメントを書けるようにするか？など選択できます
キャプションの自動生成に関しては相変わらずサポート言語が英語とスペイン語のみです。日本語も対応されるというロードマップはたしかあったはずだけどまだ先かなぁ…。
で、一旦画面戻って「公開」をタップすると
▼これで動画が公開されました
▼一覧に無事にアップロードした動画が表示されています
ちなみにアップロード前の「クイック共有」をオフにすると、
▼「公開」ボタンが「下書きとして保存」ボタンに変わります
▼下書きで保存された場合
僕の見た限りだと、グループ限定公開にしたりチャンネルに追加するようなUIが見当たりませんでした。つまり全体に公開するならモバイルアプリからできるけど、グループ限定公開したい場合は、モバイルアプリから下書きとして保存した後に、PCから編集で、グループ限定に設定したりチャンネルに追加する手順になりそうです。そのうちこの機能も追加されるのかな？
という事で、今まではブラウザからしかモバイルデバイスからアップロードできませんでしたが、今回のモバイルアプリのアップデートで便利になりました。我が家でも早速嫁さんにアップロードしてもらってすぐ理解してもらえたので、今後は嫁さんからも動画がアップロードされるでしょう。