※自己責任でお願いします!
Yammer を積極的に利用されている企業において、「特に上司のメッセージにはいいね!をつけないと…」というエンタープライズソーシャルならでは?のSNS疲れがあるとかないとか。そういうダルい事をやめたくても会社を辞める以外に方法がないと困っている人向けかどうかは定かではありませんが、 Microsoft Flow にはそれを解決できるアクションがあるんですよね。非常にカンタンなので紹介しちゃいます。
▼フローはいたって簡単です
「グループに新しいメッセージがある場合」をトリガーにして「メッセージに”いいね!”を付ける」でいいね!が自動で付くというシンプルなフローです。この「メッセージに”いいね!”を付ける」ってアクションはまさにこういう時のために使うアクションなんじゃないか?って思ってしまいます。作った人に聞いてみたい!
ただ、このフローだと、自分のメッセージにも自分でいいね!をしてしまうので、ちょっと痛い人になってしまいます。なので…
▼少し変更します
自分のメッセージ以外にいいね!をするようにしました。このくらいのシンプルなフローならカンタンにポチポチで実装できるのが Microsoft Flow のスゴイところですね。
▼結果
自分以外のメッセージにはいいね!が付いています。返信も対象です。これでイチイチいいね!をしなくても良くなりました。
さて、このフローにはいくつか気を付ける点があります。
まずフローの実行回数に注意です。このトリガーだと全てのメッセージ(返信も含む)で1回実行されるので、大人数で非常に活発にやりとりされているグループの場合は結構実行回数を消費してしまいます。
次に、例えば上司がネガティブなメッセージをした場合、それでもいいね!を付けてしまうので気を悪くされるかもしれないです。
▼例
解決方法として考えられるとしたら、Azure の Text Analytics API を通して感情分析の結果でいいね!を付ける付けないを分岐させる方法がありますが、万能な感情分析ではないのでむしろややこしくなるかも。なので、あまりネガティブなメッセージをされる上司がいる場合はこの自動いいね!は危険ですね。
次に、多少タイムラグがあるとはいえメッセージ投稿から数分後には必ずいいね!がされるわけで、上司からは「あいついつも Yammer に張り付いててヒマなんじゃないか?」と思われる可能性が!そんな時はいいね!を付けるアクションの前に30分後くらいでタイマーを設定しても良いかもしれないですね。
上記のフローでは自分以外のメッセージは全ていいね!をする結果になりますが、逆に、例えば上司に気に入られたい人の場合は、条件分岐のところで上司のメッセージがあったらいいね!をするという設定にしても良いかと思います。ただし、周囲からは、いかにも上司に気に入られようと必至になってるように見えるので…それはそれで危険。
というわけで、面白そうなアクションを見つけたのでおふざけ企画で記事にしましたが、冒頭の通り、完全に自己責任でお願いします。そもそもそんな気を遣わなければいけない上司の下で働きたくないし、そんな上司になりたくないものです。
ちなみに僕は使っていません(笑)