僕がチェックできる複数テナントを見る限りだと、今のところターゲットリリースのテナントのみの変更っぽいですが、SharePoint のモダンUIのデザインというかレイアウトが変更されています。
▼今朝の SharePoint （僕が良くスクショで利用しているモダンチームサイト）
違和感をおぼえますか？では3日前の記事の同じサイトのスクショを出します。
違いわかります？
サイト名やトップリンクバーを表示しているヘッダーエリアが、今まではサイドリンクバーではなくコンテンツエリアの上部にあったのですが、今朝見るとサイドリンクバーも下に下がり、ヘッダーエリアが横全部に広がっていました。
気が付いてから今記事を書いている30分の間に軽く考えるに、レイアウトとしては見比べないと気が付かないレベルかもしれませんが、UX的には大きなインパクトではないかと考えます。
どういう意図があってこのようなレイアウトに変更したのかはわかりませんが、トップリンクバーにリンクが多いサイトの場合は、より多くのリンクを横並びに表示できるようになります。
また、一般的には画面左上が一番最初に見られるところであると言われているので、そこにサイトロゴとサイト名が来る事によって今どこにいるのか？の認識がしやすいかなと。
というのは、軽く考えた中で「苦し紛れ」に考えたメリットです。正直僕にはあまりメリットが見当たらなかったので…。（まだ気が付いてから30分しか経っていないので良さに気が付かないだけなのかも）
デメリットはというと…。
そもそもこのヘッダーエリアは中央は余白が目立ちます。その余白が広くなっただけです。（余白はデザイン上大事な要素である事は認識していますが、ここの余白は大きく重要ではないかなぁと。）
次にこれが一番デメリットに感じると思いますが、このヘッダーエリアは固定でスクロールしません。
▼このように縦にページをスクロールしてもヘッダーエリアは固定
これは個人的には微妙かなぁと思っています。特にノートPCなど画面が小さい場合はワイド画面でただでさえ縦が狭く感じるので、その縦の貴重なスペースをこの余白が多いヘッダーエリアが固定されるとねぇ…。ユーザーが見たいのはコンテンツエリアなのは紛れもなく、そのエリアが更に狭くなるので、ストレスに感じるユーザーも少なくはないのかなと思います。（たしかモダンページ・ニュースのコンテンツエリア内のメインビジュアル部分も幅が広すぎて微妙だという意見もちょくちょく聞くし。）
ちなみに、これまでのレイアウトだと、
ヘッダーエリアもスクロールされるので、コンテンツエリアがより広く表示されます。
僕にしては珍しくネガティブな記事になってしまいましたが、今後使っていくうちにメリットに気が付くかもしれないので、様子をうかがってみようと思います。
