※ Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要です。
Microsoft Forms ネタの記事自体が最後が2024年9月なので、なんと約2年間も記事にしていなかったんですね。特に Copilot in Forms ネタは初めてのようです。
Microsoft Forms の Copilot は、これまでもフォーム作成時に「〇〇なアンケートが欲しい」ってお願いすればイイカンジの設問群を自動で考えてくれたり、作成中のフォームに設問を追加する時に「〇〇な設問を追加して」ってお願いすればイイカンジの設問を自動で考えてくれたり、非常に便利です。
そしておよそ1年前の2025年8月だったと思いますが、Surveys agent (日本語だと「アンケート」エージェント)がフロンティアユーザーに展開されました(その後、数か月後に一般提供)。これはエージェントとしてユーザーの自然言語のプロンプトを基に、アンケートの作成や管理をしてくれます。回答対象者に回答のリマインドを送ったり、終了したアンケートに関して分析してもらったりもできます。つまり Microsoft Forms に行かずともエージェント経由で色々できるという事です。
1年前あたりは一番「エージェント」って騒がれていた頃でしたよね、たしか。何でもエージェント。なので色々なエージェントが誕生したわけですが、これは完全に憶測ですがアンケートエージェントは結果的に使われなかったんじゃないかと思います。僕も検証で使ってみた以降は使っていませんでした。で、リタイヤが発表されました。
2026/07/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
▼(更新)調査エージェントの退職とMicrosoft FormsのCopilotへの移行(MC1421920)
2026/08/31 にアンケートエージェント( Surveys agent )がリタイヤとなり、エージェントストアから削除され、アンケートエージェントにアクセスすると Microsoft Forms にリダイレクトされるとの事。今後は Copilot in Forms を使ってくださいとの事。これまでエージェント経由で作成されたアンケートやエージェントとの会話履歴は、引き続きアクセス可能との事。
▼現時点でアンケートエージェントにアクセスした時
すでにこのように Copilot in Forms に行くように促されます。8月31日までは「ここから続行します」をクリックすれば、まだアンケートエージェントは利用可能です。
▼現時点ではまだ利用可能
今後どうなるかは上述の通り Copilo in Forms で同じ体験ができるとの事。つまり結局 Copilot in Forms に統合されるという事です。
▼フォーム新規作成
新規作成時は以前と同様にここから自然言語でお願い文をメッセージで送れば Copilot がタイトルや概要や設問を考えてくれます。
▼既存フォームに設問追加
既存フォームや作成時のフォームに設問を追加する際にも Copilot に作ってもらう事も可能。
そして、ここからが Copilot in Forms 側のアップデートです。画面右下に Copilot ボタンが表示されるようになりました。
▼画面右下の Copilot ボタン
これは以下の Microsoft のブログ記事を読む限り、比較的最近登場したばかりのようです。
Evolving the Copilot experience in Microsoft Forms
https://techcommunity.microsoft.com/blog/microsoftformsblog/evolving-the-copilot-experience-in-microsoft-forms/4534667
▼ Copilot ボタンをクリックしたあと
このように右側に Copilot Chat ペインが表示され、ここから設問の追加や編集や回答分析などができます。
▼モデルの切り替えなどはできないようですね
と、思ったら 2026/02/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されていることに気が付きました。
▼(更新)Microsoft FormsにおけるSurveys AgentとCopilot Chatの導入(MC1229954)
一般提供は5月中旬~6月末だったんですね。また「フォームの結果ページの Copilotの改良バー と Copilotのインサイト概要 は、新しい Copilot動的アクションボタンに置き換えられます。」という記載があるので、結果ページの Copilot 機能が消えて、 Copilot ボタンから開く Copilot Chat を使ってくださいという事ですね。
そして Forms Agent という記載がありますが、それを意識して Copilot in Forms の Copilot Chat を良く見ると、
このように既定で Surveys というエージェントが追加されていましたね。これが入る事によって Forms に特化した Copilot Chat になっているようです。色々とややこしいですけどね。 Forms Agent って書いてあるのに吹き出しには Surveys と表示されていたり、前段に Surveys agent はリタイヤするってアナウンスがあったのにこっちの Surveys というエージェントはそれと違うようです。ややこしい!
Microsoft のブログ記事内にも記載があったけど、使い慣れた Word , Excel , PowerPoint での Copilot の操作を基盤に、フォーム特有のインテリジェンスが加わっているようです。
つまり、使い慣れている M365 Copilot Chat の体験を各アプリ内で Copilot ボタンから右ペインで表示させて利用する Copilot in Word , Excel , PowerPoint と同じ体験に寄せる事で、やはり Microsoft 365 Copilot 内のUX(ユーザー体験)に一貫性を持たせる狙いがあるようですね。だからこそ画面右下に Copilot ボタンですよね。このUIも最近一貫性を持たせて色々とアップデートされていますし。
という事で、アンケート エージェントをこれまで利用していた方は、8月31日でリタイヤ予定なので、 Copilot in Forms の Copilot ボタンから利用できる Copilot in Forms の Copilot Chat に移行しましょう。
今後どうなるんですかね。去年あたりからなんでも Copilot Chat 起点にエージェントを動かすブームみたいなのがありましたが、結果的にやはり各アプリに移動して各アプリ内の Copilot Chat を利用してもらうような流れですかね。例えば Word , Excel , PowerPoint エージェントなんてどうなんですかね?少なくとも僕は使っていません。やはり Word , Excel , PowerPoint と各アプリに移動してから、その中で Copilot Chat を開いて利用しています。もちろん Copilot Chat (Basic) ラベルユーザーは、 Copilot in Word , Excel , PowerPoint が利用できないので、 Word , Excel , PowerPoint エージェントを使うしかないなどの理由がありますが、 M365 Copilot (Basic) ラベルおよび M365 Copilot (Premium) ラベルユーザーはどうでしょうね。