2026月4月22日に Word、Excel、 PowerPoint の Copilot のエージェント機能が一般提供開始!?

いやいや、すでに一般提供されていると思っていましたよ…。

Copilot’s agentic capabilities in Word, Excel, and PowerPoint are generally available
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2026/04/22/copilots-agentic-capabilities-in-word-excel-and-powerpoint-are-generally-available/

英語の記事ですが、記事タイトルだけ機械翻訳してもらうと「CopilotのWord、Excel、PowerPointにおけるエージェント機能は一般公開されています。」という事です。

もうね、ネーミングがわけわからない上に、一般提供開始のアナウンスがあったりなかったりするし、フロンティアプログラム(いわゆるプレビュー)に参加していないユーザーでも機能が使えていたらそりゃ一般提供開始されていると思うでしょ!的な、一言で言えば「カオス!」ですが、もうこっちもある程度イイカゲンな気持ちでいないといけませんね。

という事で、上で紹介した記事のタイトルやほんの少し読むだけだと Word / Excel / PowerPoint エージェントの事なのか? Word / Excel / PowerPoint の旧称エージェントモードの事なのか?よくわからないけど、結局最後まで読むと旧称エージェントモードの事でした。

なるほど、エージェントモードが一般提供されたのね。めでたしめでたし…。いやいや!僕はそう思わなかった。

■すでにエージェントモードは一般提供開始されていたんじゃなかったっけ?

でも!でも!少なくとも Excel の旧称エージェントモードは去年2025年12月9日に一般提供開始されたってアナウンスはされてるんですよ。

Agent Mode in Excel is now generally available on Excel for Web
https://techcommunity.microsoft.com/blog/excelblog/agent-mode-in-excel-is-now-generally-available-on-excel-for-web/4476092

残念ながら僕が探した範囲だと Word と PowerPoint の旧称エージェントモードの一般提供開始の Microsoft からの公式アナウンスは見つけられなかったけど、やはりフロンティアプログラムじゃない一般ユーザーが「(Frontier)」とか「プレビュー」などの表記がない(以前は表示されていたけど消えた)状態で機能を利用できるようになったタイミングで僕は一般提供開始だと思うわけです。じゃ、なんであらためて一般提供開始のアナウンスがされたのか?

以下は完全にオジサン個人の考察なので話半分で読んでもらえればと思います。いずれにせよ今現在は一般提供開始とアナウンスされたので、もはや過去の経緯はどうでもイイっちゃどうでもイイので。

■あくまでもタダのオッサンの考察

僕の考えとしては、いわゆる旧称エージェントモードに関しては、4月22日以前も一般提供されていたと思っています。事実一つ上で紹介した記事では少なくとも Excel for the Web ではあるけど Excel のエージェントモードが一般提供開始されたと言っているので。

じゃ4月22日の記事は何だ?と思ってよく読むと最初に紹介したそのアナウンスの記事で「 Agent Mode 」でページ内検索しても1つもヒットしないです。

そうですよね、 Microsoft 側からもうエージェントモードという言葉はなくなったというアナウンスがあったので。でもそれだけじゃなくて、4月22日の記事はエージェントモードという機能が一般提供されたわけじゃないと思っています。

僕がその見解に至る前に一つ確認してみたことがありました。

3月9日にこういう記事を書いています。

Microsoft 365 Copilot : Word Excel PowerPoint のエージェントモードの挙動が変わった&名称が過去のものになった!?

「エージェントモード」という名前がなくなった話と、各アプリで Copilot ボタンをクリックすると既定でそのエージェントモードで開くように仕様が変わったという点。ただしその挙動はこの時点では Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っているユーザーのみが適用されている状態でした。

更に4月15日にこういう記事を書いています。

Word / Excel / PowerPoint の Copilot Chat のUIが微妙に変化していた

ここでも後半の方に相変わらず Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っていないユーザーは、各アプリ内の Copilot ボタンをクリックするとただの Copilot Chat が既定で開くようになっている事がわかります。

そして4月15日のXデーが過ぎ、今まで Microsoft 365 ユーザーの Copilot を利用できるパターンが M365 Copilot のライセンスの有無の2パターンだったのが、3パターンになりました。 M365 Copilot ライセンスを持っている「 M365 Copilot (Premium)」、 M365 Copilot ライセンスを持っていないけど Word / Excel / PowerPoint / OneNote の Copilot を使える「 M365 Copilot (Basic)」、 M365 Copilot ライセンスを持っていない上に Word / Excel / PowerPoint / OneNote の Copilot は使えない( Copilot ボタンがない)「 Copilot Chat (Basic)」の3パターンが M365 Copilot Chat の左下のラベルに表示されて分類されるようになりました。

そうすると、 Copilot Chat (Basic) ユーザーはそもそも各アプリで Copilot が使えないので対象外になる。 M365 Copilot (Premium) ユーザーは元から各アプリで Copilot ボタンをクリックすると旧称エージェントモードで開かれる。すると最後の M365 Copilot (Basic) ユーザーの挙動はどうなっているのか?これまで通り、 Copilot を開くと既定は Copilot Chat が開かれるかどうか?それを確認してみました。

▼ M365 Copilot (Basic) ユーザー

これで確認してみます。以前は Copilot Chat が開かれました。今確認すると?

▼「編集を許可する」で開かれました

つまり旧称エージェントモードで既定で開かれるように変更されていました。

コレだと思います。一般提供開始は。

機能面だけで言えば、 Word / Excel / PowerPoint の Copilot を開くと、既定で内容を直接編集してくれるように、どのユーザーでも(残念ながらそもそも使えない Copilot Chat (Basic)ユーザーは対象外)なった事が一般提供開始という事。

つまり各アプリの Copilot がチャット主体の Copilot Chat から、アプリの内容を直接編集してくれるエージェンティックな動作をしてくれる Copilot に世代交代し、 Word / Excel / PowerPoint で Copilot を利用できる全てのユーザーのユーザー体験が揃ったという意味合い。

僕はそういう意味の一般提供だと最終的には勝手に理解しました。ちなみに M365 Copilot Chat に、上に紹介した Microsoft からの2つの記事を貼り付け、「一般提供開始って言ってるけどとっくに一般提供開始してるけどどういうこと?」って質問したら、僕の見解とほぼ同じ見解を示してくれました。

という事で、正直多くの人にとってはどうでもイイ事です。少なくとも事実として4月22日に M365 Copilot (Premium)および M365 Copilot (Basic)ラベルが表示されているユーザーは、 Word / Excel / PowerPoint の Copilot がエージェンティックに内容を直接編集してくれるようになりましたよ!という事です。それ以外の「以前まではどうだったのよ?」的な話は正直どうでもイイっちゃどうでもイイと思うので。ただ、僕と同じく「あれ?エージェントモードはすでにGAされてなかったっけ?」って思う人がいたとしたら、その人の少しでも助けになれればと思いつつ、あくまでもただのオッサンの見解に過ぎないので、あくまでも参考に!という事で。

最後にサティア・ナデラさんのXのこのポスト。黄色い枠の中に注目。

アナタのところの従業員が「エージェントモード」はもう過去の呼称だってアナウンスしていたんですけどぉ~!

TAICHI