Microsoft 365 Copilot :今後もアプリ内で Copilot 使えるの?使えないの?

※ Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っている人は高みの見物となります…。
※当ブログはあくまでも個人として得た情報で発信している個人ブログです。


「〇〇使えます!」というメーカーからのアナウンスは未来永劫使える確約ではない…。便利に使っていた機能がリタイヤするなどは良くある話だし。わかってはいるんですけどね。

昨日からXで大きく話題になっている事ですが、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに MC1253858 か MC1253863 のどちらかのメッセージが公開されているハズです。僕の環境ではどちらも公開されていないテナントもありますが。

▼ MC1253858 のスクショ

▼ MC1253863 のスクショ

どちらもほぼ同じタイトルですが、中身が真逆な事が書かれています。


MC1253858
2026/04/15から Copilot Chat ユーザー( Microsoft 365 ライセンスなしユーザー)は、 Word / Excel / PowerPoint / OneNote の Copilot は利用できなくなる。

MC1253863
2026/04/15から Copilot Chat ユーザー( Microsoft 365 ライセンスなしユーザー)は、 Word / Excel / PowerPoint の Copilot と高度な推論が一般提供され標準アクセスで利用できる。


まず先に利用できなくなるというMC1253858が話題になり「はぁ?マジで?」という反応が広がる中、利用できるという内容のMC1253863も出てきて混乱という流れでした。当ブログの購読者さんたちも、もしくは検索で辿り着いた人達も、同じカオスな状況に遭遇していたかもしれないです。メッセージセンターのメッセージこそ Microsoft の公式アナウンスなわけですが、それがカオスな状況の原因なので、追加で公式アナウンスを待つしかありませんでした。日本時間は夜にワ~っと盛り上がったので眠れぬ夜を過ごした人もいるかもしれないですね。僕も8時間しか眠れませんでした。同じく戸惑われている方も多いと思い、記事書くべきか迷いましたが、全て公開されている情報なので書きました。

本件に関して Microsoft から明確にわかる情報が米国時間で3月17日に公開されていました。

Microsoft 365 Copilot Chat Update: Effective April 15, 2026 – AI Business Solutions for Partners
https://microsoftpartners.microsoft.com/abs/Blog/?title=Microsoft%20365%20Copilot%20Chat%20Update%3A%20Effective%20April%2015%2C%202026

パートナー向けのブログにはなりますが、公開されている情報です。

これを読むと同じタイトルなのに中身が真逆な MC1253858 と MC1253863 のどちらかが公開された事がハッキリしましたね。それぞれ以下の条件に合わせてどちらかのメッセージが各テナントのメッセージセンターに公開されているんだと思います。


■ 2026年4月15日から開始の変更点

Microsoft 365 のシート数が2,000以上の組織

  • 組織の中で Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っていないユーザーは、 Word / Excel / PowerPoint / OneNote で Copilot が利用できなくなる。

Microsoft 365 のシート数が2,000未満の組織

  • Word / Excel / PowerPoint の Copilot は、 Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っていないユーザーでも標準アクセスで引き続き利用可能。(ただし需要が高い時期は利用可能状況が異なる場合がある。)

■ これまでと変わらない点

  • エンタープライズデータ保護された Microsoft 365 Copilot Chat はすべてのお客様が引き続き利用可能。( Word / Excel / PowerPoint エージェントも含む)
  • Outlook の Copilot 機能もすべてのお客様が引き続き利用可能。
  • Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っているユーザーは変更なし。

上の記事を日本語訳にした状態で要点を抜き出すとこういう事でした。「変更( Changes や Chnging )」といった記載があるので大きな方針変更という事でしょう。なのでこれまでの「 Microsoft 365 Copilot ライセンスがなくても使えます・使えるようになります」という発信は間違えではないのですが、この際どうでも良いですね。これを読んで M365 Copilot ライセンスを持っていない M365 が2,000シート未満の組織の人はとりあえずホッとするんじゃないかと思います。一方で M365 Copilot ライセンスを持っていない M365 が2,000シートを超える組織の人は使えなくなる機能を便利に使っていたら非常にガッカリすると思います。また、その組織の中で利活用推進をしている人は頭を悩ますんじゃないかと思います。いやぁ、僕も情報発信をしている身としてガッカリです。しかもアナウンスから1か月くらいしか猶予がないし。でも…うん、仕方ない!仕方ないで済ますしかないんです。だって本当に仕方ないので。そして冒頭の一言に戻りますが、今後もこういう事は有り得るという事は頭に入れておいた方が良いですね。

さて、嘆いていても仕方ないので、アナウンスされている情報から他にも情報がないかを見ていきます。

まず、メッセージセンターの2つのメッセージをよく読むと、この変更で3パターンに分かれ、それぞれ自分がどのパターンなのかわかるように左下の表記が変わるようです。左下の表記とは、 Microsoft 365 Copilot Chat などの

▼左下のこの表記です


Copilot Chat (Basic) :2,000シート以上の組織で Microsoft 365 Copilot ライセンスなし
M365 Copilot (Basic) :2,000シート未満の組織で Microsoft 365 Copilot ライセンスなし
M365 Copilot (Premium) :(シート数関係なく) Microsoft 365 Copilot ライセンスあり


との事です。4月15日以降に自分の表記を確認するとこの3パターンのどれかが表示されて、自分がどのパターンに属しているかがエンドユーザーでもわかるようになりますね。

って書いていて今つながったことがありました!現在でも「Copilot Chat (Basic) 」と「M365 Copilot (Premium) 」の2パターンのどちらかが表記されていますが、この「Copilot Chat (Basic) 」という表記が不思議だったんです。他にも Microsoft の公式ドキュメント内には Microsoft 365 ライセンスはあるけど Microsoft 365 Copilot ライセンスがないユーザーの事を「 Copilot Chat ユーザー」と表現していて「いやいや、Copilot Chat 以外にも Copilot 色々触れるじゃん!」って思っていたんですよね。もしかして結構前からこの方針変更は計画されていたのかなぁ?と勘繰ってしまいました。結果的に4月15日から Outlook だけはなぜか例外だけどそれ以外はアプリから Copilot は使えなくなるので「 Copilot Chat ユーザー」という表現が妥当になるので。

まぁとにかく結局は「 Microsoft 365 Copilot ライセンス買って使ってちょ!」という事だと思います。もはや Microsoft 365 + Microsoft 365 Copilot の組み合わせが今後のスタンダードになってもらいたく、だからこそ Microsoft 365 E7 なんてライセンスも先日発表されたんでしょうね。その次の段階としてエージェントもしっかり管理していくべき世界が来るので Agent 365 もスタンダードに押し上げたく。勝手なオジサンの想像ですけどね。

いやぁ、昨晩からずっとモヤモヤしていたのがこれでスッキリしたものの、全体的にはモヤモヤが残ります。しつこいようだけど「仕方ない!」で済ますしかない。

TAICHI