※先に YouTube に動画を公開したので、そっちで観てもらった方が理解が早いです。
Microsoft Teams の会議のリアクションが再び連打できるようになった! – YouTube
https://youtu.be/1dYktsCdGXk?si=zDvGyepGsYdblFED
Microsoft Teams の会議では絵文字を使ったリアクションができます。
▼会議のリアクション
会議のリアクションの利用はその企業の文化にも左右されると思うし、一緒に働くチームメンバーのコミュニケーションの仕方にも左右されると思います。もちろん個人の考え方にも。以前別のオモシロ機能を使ったところ偉いオジサンから「なんか腹立つわ!もう使うなよ!」みたいな反応されて、おそらくその人の部下は使わなくなるんでしょうねって感じました。
さて、そんな会議のリアクションですが、上のスクリーンショットのように会議ウィンドウのバー内の「リアクションする」をクリックするとその下の絵文字の選択メニューが表示されて、リアクションしたい絵文字をクリックするとようやくリアクションされます。つまり1リアクションで2クリックの動作が必要です。なのでなかなか連打ができないんです。
上の動画内でも会議のリアクション機能の歴史を軽く紐解きましたが、こちらでも当ブログ記事ベースで歴史を紐解いてみます。
まずそもそも Microsoft Teams に会議のリアクション機能が追加されたのが2021年2月頃だったようです。
だいたい6年前くらいなんですね。そもそもコロナ禍以降にオンライン会議需要が爆上がりしたので Microsoft Teams の進化も慌ただしかったのですが、コロナ禍を考えると始まりから1年後くらいなんですね。当時はやはり1リアクションに2クリックが必要でした。なので大人数じゃないと豪華にリアクション噴水を見る事ができなかったんです。IT技術コミュニティのオンラインイベントで遊んだのもそのあたりでした。2021年3月頃。
そして更にそこから数か月経った2021年6月頃に、急に会議のリアクションが連打できるようになったんです。
これはIT技術コミュニティ界隈ではザワつきましたね。オンラインのコミュニティイベントこそ会議のリアクション機能はよく使われていましたからね。連打してリアクション噴水が豪華なほど登壇者はうれしいですからね。ただ、その喜びは半年程度でした。
2023年2月あたりに、会議のリアクションの連打ができなくなったんです。
これは Microsoft Teams の会議ウィンドウのツールバーがアップデートされたタイミングでダメになってしまったんです。残念でした。
しかし、偶然にも時を同じくして2023年2月あたりに、一部お金をかけた人にだけ会議のリアクションが連打できるようになったんです。それが物理ボタンのデバイスの STREAM DECK に Microsoft Teams のプラグインが登場した事です。
Microsoft Teams : STREAM DECK に Teams のプラグインが登場!マイクやカメラのオンオフだけじゃなく会議のリアクションも物理ボタン化!
会議のリアクションはショートカットキーが存在しないので、マウスでクリックするしかなかったのですが、APIを利用するプラグインの登場で、リアクションの5種類をボタンに設定する事ができたんです。それでリアクションの連打が実現できました。
ここから特に動きはなかったんだけど、つい先日見つけてしまったんです。 Microsoft Teams 側のサードパーティー製アプリのAPIをやめるらしく、だから2025年12月に STREAM DECK のプラグインは使えなくなるとの事。すでに Elgato 社のプラグインのストアからは消えているようです。そして確認するとすでに僕の環境ではボタンがエラーになって使えなくなっていました。
会議のリアクション連打がついに…と思ったところです。ようやく歴史の振り返りを終えて本題です(振り返りで本記事の大半を占めていますが…)。
つい1週間前?くらいに急に会議のリアクションが連打できるようになっていました。僕の観測している限り特にアナウンスはありません。まぁ Microsoft も「 Microsoft Teams の会議のリアクションを再び連打できるように対応しました!」なんてアナウンスしませんよね(笑)
冒頭に紹介した動画ですでに実際に試しているところも収録していますが、会議バー内の「リアクションする」をクリックし、絵文字メニューから好きな絵文字をクリックしてリアクションをしても、絵文字メニューは閉じる事がなくなりました。なので連打をするとリアクションがたくさんできるようになったんです。
という事で、これがいつまで続くのかはわかりません。また何かのアップデートのタイミングで連打できなくなるかもしれません。なので連打ができる間は是非お楽しみください。