Microsoft Teams のチームの左上に「見つける」というメニューが登場したのが今年2024/02あたり。
そして日本語訳が迷走し、2024/05あたりには「状況確認」という名前に変わった。
更につい最近2024/07に「発見する」という名前に変わった。
この「見つける」→「状況確認」→「発見する」フィード( Discover feed )は、チーム内の情報を追いきれない人のために、自分に関連しそうな投稿を表示してくれるので、忙しいけど自分の周囲などでどんな事が起きてるのか?どんなコミュニケーションが交わされているのか?を確認する事で、実は大事な情報が眠っているかもしれないお宝を発見する意味合いがあると思います。
しかし、この「発見する」メニューは、
▼左上の割と大事な部分に鎮座している
忙しい人は所属するチームも多いので、チーム一覧に少しでも多くのチームが表示された方が良い人もいるだろうに、その上部に割と上下スペースも贅沢に空けて「発見する」というメニューがあるのは邪魔。これが滅多に使う事がない・全く使う事がない人にとっては邪魔しかないと思います。これは僕も上に紹介した記事内でも指摘していました。心理的に画面の左上は一番目線が先に行くところなので一等地ですからね。
そんなことを察してか、 2024/06/21 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
▼(更新済み)Microsoft Teams: [全般] 設定の [検出フィード] の新しい [表示/非表示] トグル設定
まさにこのメニューを表示・非表示できる設定が登場するよという事です。この設定項目がない人はもう少し展開されるのを待ちましょう。少し前に僕の対象指定リリース環境には登場していましたが、今朝見たら標準リリース環境でも展開されているユーザーを確認したので、試してみます。
▼ Microsoft Teams デスクトップアプリの右上「…」→「設定」
▼「一般」カテゴリ内に「チャネルリストに検出を表示する」
このメニューが表示されていたら展開されている証拠です。その上の「チャットの Copilot 」は Copilot for Microsoft 365 のライセンスが追加されているユーザーのみ表示される項目なので、探すとしたらそれを目当てにせずに「チャットを開始しています」の上に該当項目が表示されているかを確認ください。
▼該当設定項目をオフにします
記載の通り、この設定の影響範囲は自分のみです。
▼オフにした後のチーム
このように「発見する」メニューが非表示になりました。
邪魔だと感じる人は非表示にできます。ただ残念なのが僕が触った限り、このメニューを非表示にするとどこからも「発見する」フォードにアクセスできなくなります。僕だったらメニューの位置が左上だと邪魔に感じるので邪魔にならない場所に移動したり、アプリ化したり、設定の「…」内に入れたり、なんか別の導線から辿れるようになればイイと思うんですよね。発見するフィードの機能自体は悪い機能じゃないし、むしろ忙しくて周囲の状況に気が付きにくい人にとっては、定期的に発見するフィードを見た方が良いかもしれないし。フィードバック入れておこうっと。