今日は OneDrive for Business ( 以下 ODfB )のアップデート情報4記事を投稿します。2つ目の記事です。
2023/07/21 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼(更新済み)OneDrive: 推奨ファイル
ODfB のホームに推奨ファイルが表示されます。これは機械学習を利用してその人が次に作業する可能性が最も高いファイルを予測して推奨ファイルとして表示するんだそうです。標準リリース環境では9月下旬に展開完了予定ですが、僕の環境ではすでに展開されていたので見てみます。
▼アップデート後の ODfB ホーム
このように上部に「自分用」という欄が推奨ファイルです。以前はなかったですね。
▼このように自分が共有したファイルも出てくるし、
▼誰かが共有してくれたファイルも出てくるし、
▼誰かがコメントで自分をメンションしたファイルも出てきます
現時点では全て英語だけど、そのうち日本語訳されると思います。読み返すと「 in a Teams chat 」のようにどこで共有したのかも記載されていますね。このように推奨理由も添えてファイルを推奨してくれます。
▼カードにマウスカーソルを当てると右上に出てくる「…」メニュー内
この中に「リストに表示しない」をクリックすると、推奨ファイルのエリアから非表示になります。関係なさそうなファイルが出てきた場合は消しておくと良さそうですね。
また、例えばコメントにメンションされたファイルの場合は、
▼カード左下が「開く」ではなく「コメントへ移動」となり、クリックすると、
▼コメントも表示されるのは良いですね
推奨ファイルに表示されるのは ODfB または SharePoint でアクセスできるファイルの身が推奨されるとの事です。
まぁ、あとは Microsoft 365 ホームにも「おすすめ」エリアがあるけど、あそこと何が違うの?って印象もありますね。
▼ Microsoft 365 ホーム
ファイルをおすすめしてくれることには変わりないけど、 ODfB のソレとは若干表示している内容が違うんですよね。まぁ、どちらも参考にしてくださいというくらいですね。
僕は実は ODfB は実務ではブラウザーでの利用はほとんどしていません。基本的には同期アプリで同期させて Windows のエクスプローラーからファイルを操作します。だけど、この場合当然自分のファイルしか表示されません。でも今の世の中ドキュメント作成も複数人でコラボレーションして作り上げていく事が多いので、 ODfB のホームを開いて推奨ファイルエリアも含めて毎日ちょくちょくチェックしておくと、見落としを避けられたり、色々気付いたり、取り残されるような事もないのかもしれませんね。