Yammer が Viva Engage にリブランディングされ Microsoft Viva ファミリーになるロードマップの中、まず今年2023年4月にモバイルアプリの名称が変わりましたね。
いや、その前に Microsoft Teams のコミュニティアプリが Viva Engage アプリに変わった方が先だけど、リブランディング宣言以降の話となるとまずはモバイルアプリの名称変更でしょう。
次に、これは記事に書いてないけど、PCで Yammer を開くと、まずは5月あたりに管理者のみに対して以下のようなメッセージが表示されていました。
▼5月あたりから管理者向けメッセージ
更に、6月に入って全員に以下のメッセージが表示されていました。
▼6月あたりから全員向けメッセージ
さぁ、7月あたりにPCも一斉にリネームされるかな?と思っていたら、今朝 Yammer を開くともう変わっていました。
▼今朝 Yammer を開いた時
真ん中にドーンとボックスが出るのでわかりやすいですね。
▼ボックスの中身
▼ちゃんと左上も「 Viva Engage 」に
ただし、 Microsoft 365 のホーム内のアプリ一覧はまだ Yammer のままでした。
▼ここはまだ Yammer のまま
いずれ変わると思うけど、 Bookings や 管理センターのアイコンも古いままだしどうなんでしょうね。
Microoft MVP 仲間の太田さんに教えてもらうまで気が付かなかったけど、リネームされたと同時に左のメニューのデザインもちょっと変わったとの事。ん?その変化は気が付かなかったぞ?と思ったけど、色々な環境で確認してみたらこんな現象が起きていました。
▼2つの環境の左メニューを並べたところ
このようにどちらも左上を見ると Viva Engage にリネームされているけど、左メニューのデザインが左右で違いますよね。右の環境が最終形態かと思います。このようにメニューがメニューらしく囲われるデザインになるようですね。
僕がチェックできる範囲内では、まだリネームもされていない環境もあるので、このように段階的に展開されていっているようです。
そもそも Yammer を利用している企業がどれだけいるのか…という点もあり、ぶっちゃけ、この黒いブログで Yammer の記事を書いてもアクセス数は伸びません(笑) でもこのブログはそもそも僕の備忘録用なのでそういうの気にせず自分の興味の範囲内で記事ネタにしますが。なので、 Yammer を使っていない・認知されていない企業なら特に何もアナウンスしなくてもユーザーからの問い合わせもないでしょうね。また、このように段階的にリブランディングされていってるし、メッセージは非常に目立つように表示されていた事もあるので、 Yammer が使われている企業にとっても大きな混乱はないように思いますがどうなんでしょうね。
このようにサービスや機能の名前が変わる事もちょいちょいある事だし、 Microsoft Stream のように仕様がガラっと変わる事もあるし、今のところ来月7月には Microsoft Lists の仕様も色々変わる事で混乱が起きそうな変更点もありそうです。 Microsoft Teams のチャネルも来月新しいエクスペリエンスが一般展開の予定ですが、そちらも一波乱ありそうかなと予想しています。そもそも管理者が情報をキャッチアップできておらず混乱してしまうであろう中で、いかにユーザーに周知してもらって混乱を最小限に留めるか?あたりも利活用促進の大事なポイントになってきそうですね。そういう意味でも全て管理者(IT部門)に依存せず、社内コミュニティを形成し、社外でも色々なアウトプットがされているので(英語にはなるけど Microsoft の各種ブログをチェックするだけでもだいぶ違う)、それを社内のユーザーで共有し合う文化を作るのも大事かなと思います。個人的には「IT部門におんぶにだっこ」の時代はとっくに過ぎてると思うし、だからこそ僕は2018年あたりから「IT過保護」から脱却しよう!と言い続けてきました。時代はドンドン変わっていきます。テクノロジーもドンドン変わっていきます。僕たちもそれについていかないと取り残されてしまいますね。