僕の環境では1週間ちょい前の2023/05/09の朝に Microsoft Teams の設定画面を眺めていたら追加されていた設定項目、
▼「デバイスの同期ボタン」という設定項目
これはいったい何でしょうね?僕も最初に見かけた時はろくに説明さえ読まなかったので、別のアップデート情報と勘違いして無駄に喜んで勝手にガッカリしていました。
これは先に結論を言えば、 Microsoft Teams 用のデバイスからの操作を無効・有効にさせる設定項目です。なので、そもそもデバイスを持っていない人にとっては全く興味ない設定項目ですね。
2023/05/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ Microsoft Teams:新しい「デバイスボタンの同期」設定
これを読む限りだと、デバイスと他の何かが競合する事によるトラブルを回避する目的っぽいですね。詳しくはよくわからないけど、デバイス使ってる人がもし何か機材的なところでトラブル発生した際には、この設定でオフにしてみると解決できるかもしれないですね。(テキトー(笑))
実際に僕の手元には Microsoft Presenter + があるので、試してみます。 Microsoft Presenter + がわからない方は以下の記事で紹介しています。
【★】Microsoft Teams の会議が快適に!「 Microsoft Presenter + 」を使ってみた(動画もあり)
まずは既定のオンの状態
▼「デバイスの同期ボタン」がオンの状態
これで会議に参加してみると、
▼ Microsoft Presenter +
ボタンが光ってマイクのオンオフなどもデバイスから操作できました。
では、オフにしてみます。
▼「デバイスの同期ボタン」がオフの状態
これで会議に参加してみると、
▼ Microsoft Presenter +
ボタンが光らずデバイスから操作しても反応しませんでした。
という事で設定が正常に動作しています。
また、 Microsoft Teams を操作できるデバイスという意味では Stream Deck も持っています。
Microsoft Teams : STREAM DECK に Teams のプラグインが登場!マイクやカメラのオンオフだけじゃなく会議のリアクションも物理ボタン化!
こちらを試したところ、
▼「デバイスの同期ボタン」がオフの状態でも操作はできました
Stream Deck は関係ないのかな?
これ、メッセージセンターのメッセージの下部をよく読むとどんなデバイスが対象なのか?とか、機能展開フェーズが2つに分かれている事が記載されていました。これを読んで整理すると、
【フェーズ1(2023/05)】
・USBデバイスがサポートされる
・USBドングルを使用している Bluetooth 接続のデバイスもサポート
【フェーズ2(2023/06下旬)】
・USBドングルを使用しない Bluetooth 接続のデバイスもサポート
翻訳された日本語が正確かつ僕の読解力が正しいのであればこういう認識です。
しかし、フェーズ2からしかサポートされないハズのUSBドングルを使用しない Bluetooth 接続をしている Microsoft Presenter + がフェーズ1の現時点でもオフになると動作しないし、逆にUSBデバイスがサポートされるって書いてあるのにUSBデバイスである Stream Deck はオフにしても動作します。後者の方はおそらく Stream Deck は API 経由で動く仕組みだから関係ないのかな?詳しくないのでよくわかりませんが。
という感じで不思議な点があるものの、このようにこの設定項目でデバイスの操作を無効にさせられるようです。何か機材系のトラブルがあった場合はこれを思い出して、解決するかどうかは状況次第ですが試してみると良いかもしれませんね。
逆にコレ系に詳しい方で、もっと情報知っている方は是非教えていただけるとうれしいです!