4月21日に Microsoft Teams の Twitter 公式アカウントからこういうツイートがありました。
英語を流し読みはできない僕なので画像を見て何かのイメージアニメーションなのかな?というくらいの印象で流していました。そしたら実はオモシロイ裏技みたいな事ができる紹介だったんですよね。
実際に試してみます。
▼絵文字からハイタッチを選択
チャットのメッセージ欄下部にある絵文字アイコンをクリックし、検索で「ハイタッチ」で探すとハイタッチのアイコンが出てくるので選択します。
▼ハイタッチの絵文字がメッセージ欄に入力されたのでメッセージを送信します
▼ハイタッチの絵文字を送信されたユーザーがそれを見て同じく絵文字アイコンから
▼ハイタッチ絵文字を選択し、
▼ハイタッチの絵文字が入力された状態でメッセージを送信します
これでハイタッチの絵文字を送り合ったけど、すると、
▼このようなギミックが!
絵文字同士が真ん中でハイタッチし合うアニメーションが出てきます。これはオモシロイ!
僕が試してみたところ、チャットルームから別の場所に移動して再度同じチャットルームに戻ると再度このギミックが表示されます。1回のハイタッチ絵文字の送り合いで2回ギミックが発動しましたね。
▼ちなみにグループチャットでも発動します
しかも、グループ内の他ユーザー同士がハイタッチ絵文字の送り合いをしても、グループチャットメンバー全員がこのギミックを見る事ができました。上のスクショを見ても、このユーザーは送信していないのがわかります。
また、ハイタッチ絵文字のみ送信し合うだけじゃなく、ハイタッチ絵文字を含んでテキストも一緒に入力した状態でメッセージを送り合っても、
▼このようにハイタッチのギミックが出てきますね
オモシロイですね。是非職場の人と試してみましょう。
▼あと、会議チャットでもギミック出てきました
なので会議のアイスブレイクとして試してみても場が温まるかもしれませんね。
あ、このギミック、チームのチャネルでは発動しませんでした。
▼チームのチャネルでハイタッチ絵文字を送り合ったけど発動せず
これは僕の私見ですが、やはり Microsoft Teams の「チャット」と「チーム」の位置づけとしては、「業務上のやりとりはチームを使いましょう」かと思います。なのでこのようなハイタッチ絵文字の送り合いでチームのチャネルにスレッドを立ててしまうと大事な業務上のやりとりの邪魔にもなりかねません。逆にチャットの方は業務に関係ないこういった軽いコミュニケーションなどに使うと良いんだと思います。だからこそ Microsoft もチャットにだけこのギミックを実装したのでは?と思います。私見ですが。
あ、また僕の環境ではモバイルアプリではこのギミックは発動しませんでした。なのでグループチャットでこれで盛り上がってもモバイルアプリから会話に参加しているユーザーには意味がわからないと思います。
それとゲストユーザーとのチャットルームで試しても両ユーザーともギミックが発動する事も確認できました。
さて、なんでこんな機能が突然登場したのか?それは冒頭で紹介したツイート内に書いてありました。「ハイタッチ」は英語で「 High Five 」というらしいです。どうやらハイタッチって和製英語みたいですね。で、僕は知らなかったけど、「National High Five Day」という日があるらしく、それが今年は4月21日だったそうです。なのでこのツイートも4月21日に投稿されたんですね。どういう日かは検索してみてください。
そういえば過去にも似たような事があったなぁと思って思い出しました。
2021年6月あたりに Microsoft Teams モバイルアプリに急に「プライドテーマ」というテーマが出てきて、なんじゃこりゃ?と思ったら、しっかりした理由があったんですよね。プライドテーマは今はもう使えなくなってます。
なので、もしかしたらこのハイタッチのギミックも期間限定かもしれないです。 National High Five Day はすでに過ぎていますが、ハイブリッドワーク下でのちょっとしたチームメンバーとの話題作り・コミュニケーションとして試してみると良さそうですね。
このような機能は見つけたら社内で楽しく使う事も大事だけど、なんでこういう機能が追加されたのか?という背景も含めて調べて共有し合うとより一層良いと思います。