本日僕の誕生日です。あ、ありがとうございます!(←おめでとうって言ってくれた前提で先に感謝の言葉を)徐々に50歳に近づいてきたゴリゴリのオッサンです。比較的自信があったお肌も気が付くとシミができていたり順調に老化しているんだなぁと実感します(それでも嫁さんが僕の背中を見ると「オジサンの肌とは思えなくて腹立つ!」と言うのでまだまだ!って僕は何を話してるんだか)。せめてちょっとした若作りと老害と言われないように説教じみた感じを出さないようにしたいなぁと思っています。さて、本題。
Microsoft Teams のチャットのメッセージをスケジュール送信できるようになったのが去年2022年の12月頃です。
機能展開された直後はスケジュール送信を説明する吹き出しのボックスが表示されたので広く周知されたとは思うけど、数か月経てばスッカリ忘れてしまい、メッセージ送信ボタンを右クリックしないと機能に気が付かないので忘れられてしまっているんじゃないかと思います。
そんなスケジュール送信の機能ですが、忘れそうになった時に提案してくれるようにアップデートされます。
2023/02/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼Microsoft Teamsチャットで利用可能な送信提案のスケジュール
該当ロードマップID:98159
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?filters=&searchterms=98159
チャット相手の勤務開始時間までメッセージの配信を延期するスケジュール送信を提案してくれるようです。昨日、僕の環境に展開されていたので見てみましょう。
機能展開されたら既定でオンになっているのですが、設定場所はというと、
▼ Microsoft Teams の右上「…」から「設定」
▼設定画面「一般」の最下部の「メッセージ送信のスケジュール」
ここにチェックされていると機能がオンになっているという事です。また、ここにこの設定項目が表示されたら機能展開されたという事ですね。
結論から言うと、昨日から色々試してみたけど、提案が表示されたのは1回のみでした。慌ててスクショ撮ったので良かったけど、そこでスクショ撮り忘れていたら今日このネタで記事は書けませんでしたよ。
▼スケジュール送信の提案をしてくれているところ
これは偶然、家族用テナントで嫁さんとのチャットでメッセージを送信しようとした時に出た提案です。
まず気が付くのはメッセージを入力途中に提案をしてくれるという点。メッセージを入力して送信ボタンを押す時に提案をしてくれるんじゃなくて、入力途中にメッセージ入力欄の上に表示されるんです。
次に、提案文の右のアイコンを見ると、 Microsoft Viva Insights ( Viva インサイト )のアイコンですね。なのでこれは Microsoft Teams の機能と同時に Viva Insights の機能でもありますね。
次に、提案を読むと相手の勤務開始時間にメッセージを送信してくれる提案をしてくれている事がわかると思います。この提案がなければ、相手のタイムゾーンを調べて相手の翌日の勤務開始時間を計算しなきゃいけないので結構面倒です。それをパっと提案してくれるのは良いですね。
※ここからややこしい話をします。結論は前の章の最後の1文節に書いてあるので、めんどくさい人はこの章は読み飛ばしてください。
この提案をちゃんと読むと「3月8日水曜日の 1:00 に勤務開始が始まるときにメッセージを送信しますか?」と。これだけ読むと凄く違和感ありますね。嫁さんが海外暮らしで別居してるわけじゃなく、これを見て気が付いたんだけど、嫁さんのアカウントのタイムゾーンの設定がPST(米国太平洋標準時)のままだったんですね。それでJSTとの時差が17時間。なので Microsoft Teams で嫁さんのピープルカードを見ると、
▼嫁さんの時間
今JSTはAM8:09の時にこのスクショを撮ったのでPSTはPM3:09です。という事で、疑似的ですが嫁さんが海外のタイムゾーンの人になっていたので提案してくれたという感じです。
で、スケジュール送信提案をした時のスクショを撮った時間が昨日のPM12:00でした。ちょうど仕事の会議が12時までだったけど、少し会議が延びそうだったので昼食の支度をしている嫁さんに送信しようとした時に提案が出てきたので。JST 2023/03/07 12:00 は時差17時間なので PST 2023/03/06 19:00 です。相手は前日の夕方19時。すでに勤務時間が終了しているという事ですね。なのでスケジュール送信の提案は相手の翌日の勤務開始時間に合わせて PST 2023/03/07 08:00 。時差17時間なので PST 2023/03/08 01:00 という事になります。つまり、スケジュール送信提案の表している時間は送信者のタイムゾーンでの時間ですね。なので文面だけ見ると「夜中の1時に送信する提案をしているの?」って思いそうだけど、そうじゃなくて相手のタイムゾーンにしっかり合わせて相手の翌日の勤務開始時間を提案してくれています。
まずメッセージセンターのメッセージの冒頭に記載されているけど、「営業時間外の Teams チャットで 1 対 1 のメッセージを作成すると」とあります。つまりチームのチャネルの投稿は対象外なのはわかりますが、チャットはチャットでもグループチャットも対象外っぽいですね。個人チャットが対象のようです。そうですよね、グループチャットだと様々なタイムゾーンの人がいたら誰に合わせてスケジュールすれば良いかわかりませんよね。
次に、今のところは必ずしも提案してくれるわけじゃないです。僕の方で色々と試してみたけど、タイムゾーンが違って相手は勤務時間外なのに提案が出てきませんでした。昨日色々試したのに提案が出たのは嫁さんに送信しようとしたときに出てきた偶然の1発のみでした。相手がアクティブかどうかも関係するのか?とも思ったけど提案は出て来なく、逆に嫁さんの時は勤務時間外だったけどアクティブな状態だったのに提案が出てきていました。ここら辺はちょっとわからないですね。
次に、メッセージセンターのメッセージには気になる一文がありました。
▼該当部分を抜粋引用①
Viva Insights のサブスクリプションを持つユーザーは提案を無制限に利用できる。気になりますね。 Viva Insights って有償ライセンスがなくても Microsoft 365 で利用できる範囲がありますよね。でもおそらくここでは有償ライセンスの事を示しているんだと思います。で「無制限に」と記載されているという事は、有償ライセンスの人は無制限に提案されるけど、有償ライセンスがない人は提案回数に制限があるという事だと思うんです。じゃその制限回数って何回?って思うけど、どこにも記載がないんですよね。
▼該当部分を抜粋引用②
次にこの部分。「Microsoft Viva インサイト サービス プランでライセンスが割り当てられているユーザーへの時間外のメッセージ作成中に自動的に表示されます。」あれ?つまり、自分の有償ライセンスの有無だけじゃなく、送信相手もライセンスがないと提案が表示されないって事?
ここらへんは自動翻訳でニュアンスが変わってしまった場合もあるのでわからないですね。混乱します。
メッセージセンターのメッセージの下部には Microsoft Learn のページにリンクが貼ってありました。
Schedule send suggestions in Teams chat – Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/viva/insights/personal/teams/schedule-send
URLに /ja-jp/ とあるので日本語なんだろうけど現在はまだ英語のままです。なので別の機械翻訳を使って読んでみましたが、やはり詳細なライセンスに関する説明は僕が読む限りなかったです。
う~ん、正直、 Microsoft Teams も Teams Premium しか利用できない機能があったり、今回のように Microsoft Viva のライセンスがないと100%利用できない機能があったりして、非常にややこしいですね。そして今後そういう状況がさらに増えていくでしょう。カオスです。今回の件は Microsoft のサポートに問い合わせようと思います。