チャットやチャネルのメッセージのリアクションの絵文字の種類が激増するアップデートに関する記事は以下に書きました。(本記事は別件の記事です。)
本記事のアクセス数が数日前から急増しています。おそらくチャットのリアクション(いいね)の種類が6個から数百種類に増えるアップデートについて検索した人がたどり着いた事かと思います。
▼これ
これは僕の推測ですが、おそらく社内の周囲でこのアップデートが展開された人がいて、その話を聞いたけど自分はまだ展開されてないという人が、もしかして設定や操作をしないとアップデートされないのかな?と思って検索してこの記事にたどり着いたのかと思っています。結論から先に言うと設定や操作はありません。正座で待機するしかありません。そしてこの記事は2022年7月に公開した別のリアクションの機能アップデートの記事なのでリアクション数が増える話ではありません。なのでこのように書き足しています。
この機能アップデートは僕の把握している限りだと Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターで公開されているアナウンスでは、一般の方の展開時期は2022年12月中旬~2023年1月下旬となっております。
つまりまだ展開が開始されていない認識です。僕の持っている複数環境にもどれ一つとして現在まだ展開されていません。本ブログのポリシーとして「僕の環境に展開された機能を実際に触ってみる」というのがあるので、書きたくても書けないんです。
ただし、展開時期がフライングスタートした可能性もあります。実は知らない人も多いと思いますが、機能展開は世界中で一斉に切り替わりません。またテナント単位で一斉に切り替わるわけでもありません。ユーザーによって展開時期が異なります。なので社内の隣の人は展開されているのに自分は展開されていないという事が普通です。展開時期が長めに設定されているのも、その時期にユーザー単位で段階的に展開されていくからです。なので正座で待機です。メッセージの情報が正しければ、運悪く展開時期が遅い人は来年2023年の1月下旬まで正座で待機です。足がしびれますね…。
また先程「設定や操作はありません」って言いましたが、一つだけ実はあります。それがメッセージセンターのアナウンス内にも記載されている「プレビュー:9月中旬~9月下旬」という記載です。パブリックプレビュー版に変更するとそちらではすでに利用可能です。ただし、パブリックプレビュー版への変更は一般の方にはオススメしません。それはプレビュー版なので動作保証がないからです。テナントの設定でパブリックプレビュー版を利用できなく設定しているところも少なくはありません。なのでもしパブリックプレビュー版が利用できる状態であっても、一般の方は正座で待機した方が良いです。
なので僕のもう一つの推測ですが、展開時期が12月中旬なのに上旬の今すでに展開されたと言ってる人は、もしかしたらパブリックプレビュー版にしている人かもしれないです。パブリックプレビュー版が動作保証がない事を知らずに使っている人や過去にパブリックプレビュー版にした事を忘れてしまっている人など。
まぁ、いずれにせよ、僕も含めて正座で待機しておきましょう。楽しみな機能アップデートですよね。以上です。
どれだけ焦らすんですか?ってくらい待たされました。 Microsoft Teams の絵文字が新しくなりました。SNS上で新しくなったという投稿が散見された頃が僕の観測する限り5月末あたりでしたが、それから2ヶ月待ちましたよ。当ブログを購読してくれている方々も不思議に思ったかもしれないです。絵文字が新しく変わっている事を何で太一が触れないのか?と。目立つ変化ですからね。でもね、記事にしたい気持ちでずっと悶々としていたけど、当ブログは僕の環境に展開された機能しか記事に扱わないポリシーにしているので、周囲でザワザワしても自分の環境に展開されるまではグっと堪えるしかないんですよ。2ヶ月間も悶々としていましたよ!
と言っても、別に絵文字が新しくなったからって大きなインパクトはないんですけどね(笑)
2022/02/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼(更新)Teams の絵文字と反応に来る新しい流暢な絵文字スタイル
2月下旬にロールアウト開始で7月中旬にロールアウト完了だって。展開時期長すぎません?
僕の複数環境では展開されていない環境もあるので、見比べてみたいと思います。
▼メッセージのリアクションの旧絵文字
▼メッセージのリアクションの新絵文字
立体的になりましたよね。
詳しく記憶していないけど、 Microsoft 製品デザインの歴史の過程で、以前は立体感のあるデザインだったのに、Windows 8 あたりの頃にグラデーションや立体感が取っ払われたフラットデザインであるモダンUI(最初はメトロUIとか言われていたような)になりました。 Microsoft 365 の中でも歴史の長い SharePoint のデザインも SharePoint 2013 あたりがその影響をモロに受けてフラットデザインになったと記憶しています。ロゴも同じですね。これは例えばどこをクリックできるかわからない、など結構不評だった気がします。そして Microsoft は現在「 Fluent Design System 」というデザインシステムを提唱しています。
Fluent Design System
https://www.microsoft.com/design/fluent/
今回の絵文字もメッセージセンターのメッセージ内に「 Fluent 」とか、それが翻訳されちゃって「流暢な」という言葉も入っている事から、そういう背景と理由で変更されたという感じです。
話を戻して、 Microsoft Teams の絵文字も見比べると新しい絵文字の方がグラデーションを使って立体感出ていますよね。擬音を使うとしたらなんかプリンプリンを通り越してブリンブリンな感じ。ハートの絵文字なんて赤ちゃんのオシリみたいにプリプリしていますね(息子のかわいいオシリを思い出しつつ)。静止画なのでわかりませんが、マウスホバーした時の動きも変わりましたね。
▼会議のリアクションの旧絵文字
▼会議のリアクションの新絵文字
こちらもブリンブリンの新しい絵文字に変わりましたね。
▼それに合わせて挙手の絵文字もいたるところで変わっています
メッセージのリアクションの絵文字だけじゃなく、メッセージに挿入する絵文字も変わっています。
▼旧絵文字
▼新絵文字
こう見ると、絵文字のデザインが変わっただけじゃなくて種類も変わってる感じですね。
▼新絵文字の中でも目立つこの絵文字は、
▼旧絵文字の方で検索しても出てこない
▼旧絵文字の「手ぶり」というカテゴリー
▼新絵文字の「手ぶり」というカテゴリー
こう見ただけでも新絵文字の方が種類が豊富そう。しっかし、こう言ったら良くないんだろうけど…キモい絵文字も結構ある(笑) ブリンブリンになった事で余計キモさが増している絵文字も!
全部見比べる情熱は僕にはないのでこのへんにしておきます。絵文字好きな人は新絵文字になったら全部見渡しても良いかもしれませんね。海外の人が好きそうなテイストで日本人のお好みには…みたいな印象を抱く人も少なくはないと思いますが、それはどうにもならないので、見慣れれば愛着沸くかもしれないです!たぶん。おそらく。全体や全部に愛着を持つ必要がないので、中でも自分の感性でお気に入りの絵文字を見つけてみましょう。「〇〇のように絵文字を追加できればいいのに」という意見も聞くけど、それも淡い期待を持つ程度にしましょう。今はないんです。ないものはない。いや、正直僕は絵文字を全然使わないので、そんなことどうでも良かったりするんですけどね(笑)
僕は普段からSNSでも Microsoft Teams でも絵文字はメッセージ内に滅多に利用しないので、ホントこの変更はジラされた割には実はあまり興味がなかったというオチでした(笑)