そういえば当ブログでは事前にアナウンスするのを失念していました…(←ダメダメですね)。
Microsoft 365 Virtual Marathon が今年もなんとか無事に終える事ができました。今年で3回目となる1年に1回のワールドワイドなお祭りです。 Microsoft 主催のイベントではありません。有志によるコミュニティイベントです。全部で300セッションを超える大きなイベントですね。そして無料です。英語圏の人達は多国で一丸となれますが、僕みたいな英語ニガテマンのいる日本にとっては日本陣営としてトラックが分かれており、その日本陣営を牽引するのが僕の大好きな愛先生です。愛先生が牽引し、日本語セッションだけでも32セッションもありました。日本語トラックは2トラック並行して開催されているので分身の術を使える人以外はどっちのセッションに参加するか迷った事かと思います。そんなイベントに僕はソロのセッションを1回、テーブルトークのセッションを2回、その他に運営スタッフ、モデレーターやサポートで参加しました。過酷でしたが充実した2日間を過ごせました。
まず、参加できなかった方のために、僕のセッションスライドを紹介します。
僕の Microsoft Teams (+α) 便利技紹介 2022年春(今年のセッションスライド)
https://speakerdeck.com/taichinakamura/pu-false-microsoft-teams-plus-a-bian-li-ji-shao-jie-2022nian-chun
便利技というタイトルですが、直前のとある人のとある1つのツイートがキッカケで内容をゴソっと変更しています。そこらへんの経緯もスライドで紹介しています。 Microsoft Teams をポジティブに楽しく便利に利用するには注意しておいた方が良い事、注意する根拠の仕様あたりを3つほど例を挙げて説明しています。企業の IT部門や利活用促進プロジェクトの人なら当然知っておいて欲しい事だし、エンドユーザーにとっても注意点くらいは知っておいた方が確実に良いと思っています。
ちなみに僕のセッションに参加してくれた方がこの記事を見てくれているなら、セッション中に「 YouTube であらためて動画にします」と宣言したと思います。それは近々しっかり約束を果たしたいと思います。
僕の Microsoft Teams (+α) 便利技紹介 2021年春(去年)
https://speakerdeck.com/taichinakamura/pu-false-microsoft-teams-plus-a-bian-li-ji-shao-jie-2021nian-chun
こちらは純粋に便利技を紹介しています。1年前になるとすでに古い情報なので、今の仕様とは違うところもあると思いますが、チェックしておいて全く損はありません。とはいえ、ほとんどは当ブログで記事にしてある事です。ただすぐ便利技を利用できるように簡潔にまとめてあるのでサクっと読みながらすぐ試せるかと。
一石二鳥! Microsoft 365 を家庭で楽しく使ってスキルアップ! ( Home 365 )
https://speakerdeck.com/taichinakamura/shi-er-niao-microsoft-365-wojia-ting-dele-sikushi-tutesukiruatupu-home-365
このイベントでの初登壇は僕の活動の原点、 Home 365 の紹介をしています。 Microsoft 365 を家庭で利用するという活動は、今となってはやってる人が増えてきていますが、僕が活動しはじめた頃は誰一人やっていませんでした。おもしろおかしく紹介しています。
さて、今年は32セッションがありましたが、その多くがすでにスピーカーの人達によってスライドはシェアされています。気になる人はぜひ下のページにまとめられているので確認してみてください。たくさんあるので、まずはタイトルだけ見渡して気になるスライドを読んでみてください。
connpass – イベント資料一覧
https://connpass.com/event/243871/presentation/
YouTube に M365VM のチャンネルがあるので正座で待機しましょう。ちなみに去年の分は現時点でも公開されていない感じです。今年は…淡い期待を!
Microsoft 365 Virtual Marathon – YouTube
https://www.youtube.com/c/Microsoft365VirtualMarathon
事前に聞いていなかったんだけど、某弊社もスポンサーの中の一社でした。僕マーケティングの人間なのに知らなかったなんて…(笑)
さて、開催日程がゴールデンウィーク真っただ中だったんですよね(6日は有給使わなければ平日ですが)。そんな中におそらく自分の業務に関わる事、つまり仕事に関する事の勉強をするなんて参加してくれた方々も『超絶良い意味で』変人ですよね。これは僕がモデレーターをした時に最初に言ったんですが、おそらくこういうイベントに参加した事を、会社の周囲の人や友人などに話すと「え?」とちょっと引かれるくらいの反応されるんじゃないかと思います。世間一般的にはゴールデンウィークのど真ん中に仕事の勉強をするなんて異端扱いかと思います。でもイイんです。むしろ誇れる事です。そして結局楽しいんです。それがコミュニティ。
一方、僕ら運営スタッフ兼スピーカー達はというと、これはもう(超絶良い意味で)変人of変人。変人の極みですね。だって、この準備のために相当時間費やしていますよ。登壇準備だけじゃないです。特に愛先生は各種調整に相当大変だったと思います。あっ、ちなみにスポンサーがいるからって僕ら運営スタッフやスピーカーには金銭物品的なものは1円もないですからね。全ては自分達が楽しむため、そして多くの人の役に立ってもらいたいため(他の人は知らないけど僕はそう思っています)。あ、キレイ事に聞こえるので補足すると、僕は「多くの人の役に立って…」よりも「自分が楽しむ」の割合が断然多いです(笑)
このワールドワイドなイベントに参加して3回目だけど日本には独自の非常に素晴らしい傾向があります。それはわかりやすく頭の悪い言い方をするなら「日本、メッチャもりあがってるじゃん!」です。去年も今年もクロージングセッションでグローバルの主催者陣営の人達が言ってます。「日本のセッション凄くアゲアゲだった」「 Twitter も日本の盛り上がりは凄い」って。そのくらい日本は注目されています。お祭り騒ぎといえば海外の人達の方が盛り上がる印象がありますし、オンサイトのITイベントとなるとお祭り騒ぎとは程遠い日本ですが、ことオンラインとなると変貌するなぁという印象が僕にはあります。そういう側面では日本はオンラインイベントの方が性に合ってるのかもしれませんね。とにかく盛り上げてくれた皆さんありがとうございます。
僕は当初登壇のみだったのですが、急遽要請があり日本語トラックとしては初日の午前中にモデレーターをしました。これは他の運営スタッフからも出てきた声ですが、「登壇よりもモデレーターをする方が緊張する」と。そうなんですよね。モデレーターって次のセッションを紹介するだけじゃないんですよね。開始前にBGM流したり、 Microsoft Teams の操作もする必要もあるし、チャットを拾ったり、セッション後にスピーカーとやりとりしたり、タイムキーパー的な事も。もちろん運営スタッフ用に裏では文字で会話をしていて、色々な記録をとったりもしています。僕も油断していた直前の要請だったので慌てて前日の夜中、ジェフさんのキーノートを見ながら、モデレーターの役割の確認をしていた次第です。でもね、はじめちゃえばこっちのものです。そこはコミュニティイベントなので楽しくモデレーターをすれば楽しさが参加者に伝播すると信じています。そうそう、モデレーターの大事な事はスピーカーの補助。特に精神的な補助。リラックスして気持ち良く登壇してもらえるようにお膳立てをする事が大事かと思っています。ドタバタしていたらスピーカーも落ち着かないし、精神的に不安にさせてしまってはダメですね。これは僕も色々な場所で登壇している経験からですが、イベントの運営スタッフが全く余裕がなくてイライラしていたり不安な雰囲気を出してると、スピーカーに感染してしまうのでイベント自体が微妙になってしまいます。そういう意味でも華やかなのはスピーカーですが、運営スタッフって大事な存在です。
そんなモデレーターをやっていて1つスキルアップできたのが、開催前のBGMですね。今まであまり気にしてなかったけど今回BGMかけるのが必須だったので。BGMの流し方は、共有前の設定で「コンピューター サウンドを含む」をオンにて共有するという方法。そして著作権フリー(←これ大事)のBGMを自分のPCで流すという感じです。僕は当初、自分のオリジナルソングをかけようとも思ったけど、激しい曲しか基本ないのでやめました。僕の場合は、 Stream Deck という物理ボタンのデバイスを持っていて、そっち側でフリーBGMがたくさんダウンロードできて、物理ボタンに登録すれば、BGMが流れるので使ってみました。これはただ再生停止だけじゃなく、フェードイン・フェードアウトなども設定できるので良かったです。これは会社で Microsoft Teams を使ってウェビナーをする人もそうだけど、社内勉強会などの開催前に流しておいても良いと思います。なんかBGM流すだけでもワンランク上のイベント感が出ます。
という事でツラツラと書いてしまいました。ここまで読んでくれる方はほとんどいないかと思います(笑) また来年も機会をもらえたら運営側に携わって参加したいと思います。今回参加された方はありがとうございました。今回参加されていない方は来年こそは事前に当ブログでアナウンス忘れずにしますので、是非参加してみてください。