実はこれも結構前に展開されていたんだけど、スッカリ記事にするのを忘れていました。
Microsoft Teams の会議には、リアルタイムに字幕化してくれるライブキャプション機能があります。ただ非常に残念な事に現時点でも日本語対応はされていません。
なのでこれをオンにして思い切り日本語で話すと、強引に英語になって字幕に表示されるんですよね。この記事の最後にちょっと遊んでみたスクショを貼ったのでチェックしてみてください。
だから日本では使ってない人がほとんどだと思います。僕の場合は仕事の会議は英語で開催される事が多くて英語ニガテマンな僕は非常に苦労してるけど、そんな時にライブキャプションをオンにすると、聞き取れない単語が字幕で表示されるのでいくらかマシだったりするので必ずオンにしています。
そんなライブキャプション機能ですが、いつだろう?2か月前くらいかな?誰が話しているかが表示されるようになったんですよね。複数人で会話をする時はうれしいですよね。おそらく英語圏の人であれば、事情があってスピーカーもオンにできない状態でも、ライブキャプション機能で字幕で表示されるので会議での会話が理解できるけど、その場合、誰が話してるかわからなくなります。そこで話者が表示されると更に便利なんじゃないかと思います。(いやぁ、日本語対応されてほしい!おそらく精度の問題があるから使い物になるかどうかはわからないけど…)
さて、試してみます。
▼会議ウィンドウの会議バーの「…」から「ライブキャプションをオ…」
これ残念ですよね。「オ」で切れてるから「オン」も「オフ」も同じ「オ…」なんですよね。
▼メニューにマウスホバーさせて0.5秒くらい待つとわかる
ま、それは置いといて、オンにした状態で話してみます。
▼このように字幕に誰が話してるかわかるようになりました
残念なことに上は「 This is a pen. 」って言ったつもり。下は「 Apple 」って自分なりに良い発音(あぽぅ)で言ったつもりです。見事に全然違う字幕でした。やはり僕は英語無理!
あと上の字幕の熊五郎は「熊五郎 und…」ってなってるけど、 und… の意味がわからなかったです。
とりあえずこんな感じですが、しつこいようだけど現時点で日本語対応されていないので、おそらく多くの方は「ふ~ん」という感じでしょうね。英語得意マンが英語で会議する場合も字幕を使う必要もなさそうだし。海外で使われてるのかな?とも思ったけど、某弊社の中で聞いた話だと、英語と一言で言っても国や地域で訛り?がありうまく聞き取れない場合もあって、その時に補助的に使ってるという噂を聞いた事があるけど、ただ、訛りがある場合うまくそれをライブキャプションが拾ってくれるのか?というと疑問が残ります。なのでむしろ冒頭で書いたけど、僕みたいに英語ニガテマンが英語の会議に参加せざるを得ない場合、補助的に使うという場合にはおススメです。
【オマケ】
思い切り日本語で話した時のライブキャプションの反応です。
▼「お腹すいた」って言った時
[ On The casita. ] たしかに「 おなかすいた 」っぽいですね。でも casita って何だろう?と思って DeepL で翻訳しても「カシータの上で」という映画のタイトルにありそうな翻訳になり、 casita 自体を検索したところ英単語としては見つからず、スペイン語で「小さな家」という意味である事を見つけました。
▼「プチョヘンザ」って言った時
おぉ!しっかり「 Put your hands up. 」になってる!