先日、予定表ビューが展開された記事を書きました。
この時はリストで試したんだけど、ふと思ったんです。ライブラリでも予定表ビュー使えるよねぇ、と。
▼ライブラリのビューメニューから「新しいビューを作成する」
▼こんな設定にする
予定表上のアイテムのタイトルを「名前」に変更したところはポイントです。理由は後述します。
▼できた!
これでドキュメントのアップロードされた日時がカレンダー表示でわかるようになりました。いつそのドキュメントがアップロードされたのかを知りたいニーズがある場合は良いかもしれないですね。また、例えば社外向けにWebサイトなどに公開するドキュメントを編集・管理しているライブラリだった場合、「公開日」なんて日付列を追加して予定表ビューにすれば、いつ社外に公開したのかがカレンダー表示でわかる。といった使い方もできそうですね。「公開予定日」を知らせる仕組みとして利用しても良いかも。
これは僕がライブラリにも予定表ビューが追加できるよねって話を Twitter 上でしたら、てっちゃん(@techan_k)が、「サイトのページで使えたら便利そう!」って言ってくれて。なるほど!と。
▼サイトのページライブラリに予定表ビューを作ってみた
ニュースやページがカレンダー表示できるわけですね。これも便利そう!
ただ、残念ながらページにライブラリWebパーツを追加してそれを予定表ビューで表示させたくても、
▼Webパーツは予定表ビューに今のところ対応していなさそうです
ビューを選択する選択肢に予定表ビューが表示されませんでした。これ、試してみて今知ったけど、リストの方もリストWebパーツとしては予定表ビューはまだ対応していないっぽいです。これは早めに対応してもらいたいところ!
これ、僕が SharePoint を触りだした SharePoint 2007 の頃からそうだけど、ライブラリを作成した時に表示される列って「名前」列なんですよね。
▼「名前」列
この名前列は見ての通りファイル名なんですよね。で、それとは別に「タイトル」って列も存在していて、
▼「名前」「タイトル」列
こんな情報が表示されるんです。このタイトル列の情報はなんだ?という事ですが、過去にブログ書いたと思ったけど今検索しても見つからず…(700以上も記事書いてるとなかなか思い出せないんです…)。なので説明すると、この「タイトル」列に表示される情報って、 Word Excel PowerPoint ならドキュメントのプロパティのタイトルの値なんです。
▼ドキュメントのプロパティ情報
意外と知られていないんですが SharePoint のライブラリにアップロードされるとこの値が自動で「タイトル」列に入力されるんです。で、このドキュメント側のプロパティ情報ってそんなに気にして入力する人が少なく、入力されていない事もあるし、 PowerPoint だとデフォルトが「 PowerPoint プレゼンテーション」だったりするので、同じタイトルがズラっと並んだり、あとタイトルを入力したドキュメントをどこかからパクって編集して自分のドキュメントとしてアップロードすると中身とタイトルが全然違ったり。そんな状態の列を予定表ビューのアイテムのタイトルに表示させるよりも、ファイル名である「名前」列を表示させた方がイイですよね。って理由でした。
という事で、予定表ビューはライブラリでも利用できます。利用シーンがありましたら是非活用してみてください。