Microsoft Planner :新しめの iPhone から画像を添付しても表示できない場合がある

【2019/01/13】追記
現在この問題は解消されています。


最近、自腹で契約しているテナントを個人的な検証用途だけではもったいなく思い、家庭で Office 365 を活用していますが、特に Planner は結構使えます。家庭で利用するとPCよりもスマホで利用する機会が増えてきましたが、そこで色々と気が付くことがあります。
今回、iPhone で撮影した画像を Planner のタスクに貼り付けたところ、嫁さんから表示できないと言われたので調べてみました。

とりあえず事象の確認から。

▼今回iPhoneで撮影した画像がコチラ。

正月休みの間にお気に入りのズボンの一部が壊れてしまったのですが、嫁さんが直してくれるとの事なので、Plannerにタスクを追加しました。どの部分が壊れたのかわかるように画像を添付したんです。

▼Planner に添付するとこんな感じで添付されます。すでに異変にお気づきですか?

▼タップすると Safari が立ち上がり画像が表示されません。

お気づきかもしれないですが、画像ファイルの拡張子が[.HEIC]なんですよね。

.HEICという拡張子の画像が何なのか?とか、iPhone がどの機種でどのiOSのバージョンの時になどの条件は割愛しますが、.HEICで保存された画像を Planner のタスクに添付するとこうなってしまいます。PCからも画像を表示させる事はできません。

Planner のタスクに添付したファイルは、プラン作成時に自動で作成されるサイトコレクション内の「ドキュメント」ライブラリ内にアップロードされますが、その中ももちろん.HEICでアップロードされています。

という事で、iPhone で Planner のタスクに画像を添付する際には、注意が必要ですね。

ちなみに OneDrive にアップロードした場合は、うまいことJPGに変換してくれます。

▼先ほどの同じ画像を OneDrive にアップしました。

拡張子が[.jpg]になっているので表示されるし、PCからも問題なく表示されます。
(同時にファイル名も変わっていますけどね。)

Planner もそのうち OneDrive と同じく、JPGに変換されるようになってくれるとうれしいですね。

Office 365 : オンプレミスデータゲートウェイを入れてみる

オンプレミスデータゲートウェイ。今にも舌を噛みそうです。この言葉を覚えるだけでも大変でした。これを構成すると、 Office 365 だと Microsoft Flow や PowerApps や Power BI などで、オンプレ内の SQL Server や ファイルシステム とデータ接続できます。ちょっと必要があって触ってみる事にしたのですが、今回はまず入れて構成するところまで。

ダウンロードは Power BI のところにあります。

Power BI Gateway | Microsoft Power BI
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/gateway/

Windows 7 以降でもOKという事なので、手っ取り早く自分のPCに入れてみます。

▼インストーラーをクリック。次へ。

▼これもとりあえず次へ。

▼これも次へ。

▼特に問題なければ同意にチェックしてインストール

▼ここに Office 365 のメールアドレスを入力。サインインをします。

▼これも次へ。

▼適当に名前と回復キーを入力し構成をクリック。

※他の色々(SharePoint Designer 、 InfoPath 、など)でもそうだけど、ブラウザじゃないところでも Office 365 のサインインを入力する画面はIEを利用しているので、IEが使えない環境だとトラブります。

▼これで完了。

特に何も考慮する必要がなければインストールから構成までは非常に簡単でした。

Office 365 で構成したので、 PowerApps と Flow と Power BI で利用できます。Logic Apps などで利用する場合は Azure のゲートウェイを作成してください。

Windows 10 ってファイルを削除する際に確認ダイアログが出ないんだね

最近、業務で利用する PC を Windows 10 にしました。そして今日ふと気が付いたんです。ファイルを削除する際に確認ダイアログが現れずに消えていくことに。

自宅では Windows 10 のPCばかりなのですが、今まで気が付かなかったのはなんでだろう?不思議です。

で、間違えて削除してもごみ箱から復元すれば良いだけですが、なんとなく確認ダイアログが出るのに慣れているので、これなんとかならないのかな?と思ったら見つけたので紹介します。

▼ごみ箱を右クリック→プロパティ

▼プロパティの下部「削除の確認メッセージを表示する」のチェックが外れている状態を確認

▼これをチェックしてOKをクリック

▼試しにファイルを削除したらホっとする確認ダイアログが出ました

Windows 10 からなのかどうかもわかりませんが、デフォルトでこのチェックが外れているみたいですね。

SharePoint : SharePoint ホーム からニュースの投稿ができるようになった

今日気が付いたので、例によっていつ実装されたかは不明ですが…
(ただ、対象指定リリースのテナントでもテナント次第ではまた表示されていないテナントも確認できたので、やはりここ最近実装されたのかな?)

SharePoint ホームを開くと上部に「+ サイトの作成」の横に「+ ニュースの投稿を作成」がありました。

▼ココ

▼クリックすると右パネルが現れます。

ここに自分がニュースを投稿できる権限のあるサイトが一覧で表示され、クリックするとニュースの作成を開始できます。

わざわざサイトに入る手間は省けますね。使われるかどうかはなんとも言えないけど。

気を付けるべき事は、ココからもそうだし各サイトトップページの「ニュースの投稿」からもそうだけど、一度クリックするとクリックした時点でページは作られます。ページ名を設定するまでは適当なファイル名で保存されています。例えば、操作ミスや魔がさしたりしてクリックしちゃってニュース作成ページが開いてしまったので慌ててタブやブラウザごと閉じたとしても、適当なファイル名で中身が空のニュースは保存されるという点は注意が必要です。
「発行」をするまでは公開されないし、様々な新着情報欄にも表示はされませんが、こういう事の繰り返しでふと気が付くとページライブラリ内に適当なファイル名のページがたくさんある状態にはなりそうです。

▼「ニュースの投稿」をクリックするとニュース作成画面が現れます。

この状態で「保存して閉じる」や「発行」を押さないで即タブやブラウザを閉じても…

▼ページライブラリにはこのように適当なファイル名でページは作成されたままです。

ゴミを溜めないためにも、間違えて「ニュースの投稿」などをクリックしてしまったら、ページライブラリをチェックして該当するファイル(ニュース)を削除するクセを付けた方が良さそうです。または、サイト管理者は定期的にページライブラリ内をチェックしてみたり。別にそんなファイルがあったって困ることはないのでゴミ溜め状態が気にならないのであれば放置でも構わないとは思いますが。

Office 365 :問い合わせでメールでのサポートを指定しても電話はかかってくる

あけましておめでとうございます。今年もマイペースになるべく定期的にブログを更新していけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。

Office 365 を利用していても、まだ問い合わせをした事がない管理者さんもいると思います。なので僕の過去の経験談からこれまでも問い合わせについて記事にしてきましたので、少しでもお役に立てれば幸いです。


これまでオンプレの SharePoint について、また Office 365 についてMicrosoft社に数々の問い合わせをしてきました。

問い合わせに関しては問い合わせ時には電話から問い合わせる事はできなく、Web上からフォームで問い合わせを行います。で、ライセンスによっても問い合わせ方法が異なるので詳細は濁しますが、メールでのサポートを希望するか?電話でのサポートを希望するか?を選択できたりします。

電話が苦手だったり、多忙で電話で時間を取られたくない場合は、メールでのサポートを希望して問い合わせるのですが、結局、少なくとも2・3回は電話がかかってきちゃうんですよね。

僕の経験上では、メールでのサポートを希望しても、以下の電話が来ます。

■問い合わせ受付後
サポート側が調査前に受付内容に齟齬がないかの確認電話

■メール回答前
サポート側がメールで正式回答をする前に口頭で回答を説明し認識合わせをする電話

■メール回答に対してクローズ依頼のメールを送信した後
本件についてのフォロー電話

え~、メールでのサポートを希望しているのに?と思ってしまいますが、やはりトラブルや余計な手間や時間のリスクを考えると、会話して確認する事ってお互いのためにも大事なんですよね。

という事で、メールでのサポートを希望していても電話はかかってくる事を頭に入れておくと良いと思います。