Microsoft Stream :対話機能(アンケート・投票・クイズ 編)

Microsoft Stream が Classic から on SharePoint に移行も終盤。そういえば Classic には動画に Microsoft Forms のフォーム(アンケートやクイズ)を追加できる「対話機能」ってのがありました。

Microsoft Stream :動画についてのアンケート、クイズ、投票を Microsoft Forms で行えるようになった!(モバイルからは微妙)

2019年6月なのでもう5年も前に追加されていた機能なんですね。これの便利なところは動画を観終わった後にアンケートやクイズに回答してもらうだけじゃなくて、時間を指定すると再生途中にその時間が来たら動画が停止されてアンケートやクイズが開くようにもできるんですよね。それが Stream Classic から Stream on SharePoint に移行される事になり、そっちの方では使えなくなったんです。 on SharePoint の方も徐々に機能追加されてきて一旦デグレったのが徐々に元に戻ってきていますが、この対話機能についてもいよいよ復活します。

2023/11/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Stream: 特定の時間にビデオにアンケート、投票、またはクイズを追加する

まさしく Classic に存在していた対話機能の事ですね。標準リリースの展開は2月下旬スタートなので、多くの人はまだ利用できないと思いますが、僕の対象指定リリース環境に展開されていたので、触ってみます。

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Microsoft Teams :チームに「見つける」というフィードが登場( Discover フィード)

今朝 Microsoft Teams を眺めていたら、チーム一覧の上部に「見つける」というメニューというかボタンというかテキストリンクが追加されていました。

▼チーム一覧の上部に「見つける」

これ何だったっけ?と思って Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターを眺めていたら 2023/12/14 付けでこんなメッセージが公開されているのを見落としていたようです。

▼ Microsoft Teams: チャネル内のフィードの検出

これ日本語訳がちょっと怪しくて、英語だと「 Microsoft Teams: Discover Feed in Channels 」でした。これを見ると英語では機能名が「 Discover Feed 」だと思うけど、日本語だと「ディスカバー フィード」。ディスカバリーチャンネルなどでディスカバーという英単語はなんとなく想像つくけど、それでも「ディスカバーフィード」と言われてもピンと来なそう。辞書見るとディスカバーは「発見」「発掘」「見つける」あたりなようなので、メニューも英語では「 Discover 」になっていたので、日本語のUIだと「見つける」で間違ってはいないけど、なんかしっくりくる日本語が。そういう日本語にするとしっくりくるかどうかってのがあるので翻訳って大変ですよね。まぁ、いいや。僕の環境に展開されていたので触ってみます。

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Microsoft Teams :アクティビティフィードからアイテムを削除できるように

Microsoft Teams ではアクティビティを見たことがないという人は0%に近いんじゃないかと思います。でも通知が多い人にとっては見たくないところでもありますよね…。そんな中、 Microsoft Teams もアクティビティを進化させてきました。

まずは2022年11月頃には未読トグルが登場します。アクティビティフィードを見ると未読と既読が混在していて、未読だけをチェックしたい時に大変でしたからね。ただ、未だにモバイルアプリでは未読トグルをオンにしても、次にアクセスした際にはまたオフに戻って毎回オンにする面倒な仕様になっていますが…。

Microsoft Teams :アクティビティのフィードの未読トグル

次に2023年6月頃には「すべて既読にする」機能が登場しました。未読が溜まった時にリセットする際に重宝します。いや、本当は未読は未読のままにするのは良くないとは思いますけどね。でもアクティビティフィードのアイテムだけを見て「あ、これは未読のままでイイや」ってのも正直ありますからね。

Microsoft Teams :アクティビティで「すべて既読にする」機能が登場

この「未読トグル」と「すべて既読にする」の組み合わせにより、アクティビティフィードから未読を一掃する事が容易にできるようになりました。くどい様ですが、この機能を使って未読のアイテムを未読なのに既読にする事が本当に良い事かどうかは違いますよね。

さて、そんな中、アクティビティフィードに新たな機能が追加されます。

2023/11/22 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)新しい Teams でのアクティビティ フィード項目の削除

今までは非表示にする方法でしたが、今回のアップデートでは削除する方法が実装されるとの事です。標準リリース環境では2月中旬~2月下旬に展開開始される予定なので、多くの人はもう少ししたら利用できると思います。僕の環境では展開されているので試してみます。

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Microsoft Teams :会議のギャラリービューが新しくなる

Microsoft Teams の会議に参加すると既定で表示されるのが「ギャラリー」ビューです。

▼会議ウィンドウのバーの「表示」をクリックすると既定が「ギャラリー」という事がわかる

このギャラリービューが新しくなります。

2023/10/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams 会議の新しいギャラリー

説明が長くて読むのが大変ですね。展開時期は現時点で対象指定リリースは1月下旬~2月上旬。標準リリースは2月中旬~2月下旬のようです。なので多くの方はまだ展開開始されておらず、もう少しってところですかね。でも急にアップデートされるので覚えておくと良いと思います。まぁ、アップデートされる事で会議がストップするような事はないので、アップデート展開されたら徐々に慣れていけば良いだけではありますが、僕の手元ではちょうどアップデート前後を比較できるので、比較しながら試してみたいと思います。

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Microsoft Teams :チャットのメッセージを転送

あるチャットルームで話されたメッセージを他のチャットルームに転送したい時ってあります?「アナタあちらのグループチャットでこう書いていましたよね?」「別のグループチャットでAさんがこういう事を書いていました。」など。そういう時に今までならそのメッセージのスクリーンショットを撮って貼り付けていたんじゃないかと思います。今回のアップデートでスクショを撮らなくてもメッセージの転送ができるようになります。

2023/10/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams チャットでメッセージを転送する

それでは試してみます。

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Microsoft Clipchamp :【悲報】ついに「プレミアム」ストック素材がプレミアム扱いに…

※本記事は Microsoft 365 商用ライセンス版の Clipchamp についての記事です。

皆さんは動画編集アプリの Clipchamp 使っていますか?コロナ禍以降、動画コンテンツのニーズが高まり、 Microsoft としても Microsoft Stream を強化すべく Stream Classic から Stream on SharePoint に移行したり(まだ最中)、 PowerPoint や Microsoft Teams で簡単に録画・収録がしやすくなりました。そして Clipchamp を買収して Microsoft 365 アプリの一員にも加わり、ついに動画編集まででき、 Microsoft 365 内で「録画」→「編集」→「保存」→「共有」と一連の流れが完結できるようになったんですよね。また、 Microsoft Viva が登場したのもコロナ禍ですが、その中で Viva Learning という従業員の学習とトレーニングのモジュールが登場し、動画コンテンツを扱います。そもそも動画コンテンツは外注するか内製するかという選択肢はありますが、 Clipchamp の登場で、より手軽に動画編集できるので、内製しようという動きも出てきている企業もいるかとは思います。いや、少ないのかな?まぁ、いいや。

これまで僕は Clipchamp のストック素材(動画・画像・音楽など)について色々と追いかけて記事にしてきました。

2023年11月に Clipchamp にストック素材が登場しました。

Microsoft Clipchamp :ストック動画・画像・音楽などが使えるようになった

この時から素材に「無料」「プレミアム」という区分けがされていて気になっていたけど、当時はプレミアムも普通に使えていたので、 Microsoft 365 のライセンスは購入しているのでプレミアム扱いなのかな?なんて思っていました。

ところが不安に思って Microsoft のサポートに問い合わせたんです。

Microsoft Clipchamp :「プレミアム」のストック素材は使っても良いのか?

結果としては「使えるうちは使ってください」という感じでした。逆を言うと使えなくなったら使えませんという当然の事ですよね(いや、まぁ、使える状態なのに使ったら違反…という状況は以前オンプレミスの SharePoint で良く聞く話でしたが…)。と、まぁ、不安がありつつも使えると思っていたら、雲行きが怪しくなってきたのが「プレミアム」を強調するようになってきた事。

Microsoft Clipchamp :プレミアムプランの登場でまたまた「プレミアム」のストック素材の扱いが怪しい事に…

具体的にはプレミアム素材にはダイヤモンドのマークが付いて「期間限定」をにおわせる説明が付いた事。つまりいつかプレミアム素材は使えなくなるんじゃないか?という事ですね。更に Clipchamp Premium というライセンスが登場した事もあるので、もはや絶望的だと思っていました。Xデーがいつ来るのか?と。

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Microsoft Teams :チャットメンバー以外のユーザーの連絡先情報を共有

やべぇっす。アップデート情報に追いつけない!いや、マイペースにやりますよ。

ってことでさっきアップデートされている事に気が付いたのですが、 2024/01/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Microsoft Teams チャットでユーザーの連絡先情報を共有する

関係ないけど最近 Microsoft Teams 関連のメッセージでたまにこういう「 Microsoft Teams: **** 」ってタイトル見かけるけど、僕のブログの真似ですかね?えぇ、違いますよね、ハイ。

とにかく、チャットにおいて、チャットメンバー以外のユーザーの連絡先情報を共有できるようになったというアップデートです。では試してみます。

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Microsoft Teams :カメラとマイクの設定がポップアップ表示されるようになった

▼突然ですが違和感ありますか?

毎日のように Microsoft Teams で会議をしている方で、違和感を覚えた人はイイですね。日々変化するクラウドサービスを便利に活用していくには、この違和感を覚える感覚を身に付けると良いかもしれないです。「あれ?何か違うぞ?」という感覚。

さて、カメラとマイクのボタンの右に下矢印のボタンがありますよね。これが今回のアップデートが展開されたかどうかをパっと見で見分けるポイントです。

2023/12/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams 会議のオーディオとビデオのポップアップと設定

これまで会議中にカメラやマイクなどデバイスの設定を変更したい場合は、会議バーの「…その他」から数クリックしないと設定できませんでした。それが今回のアップデートで素早く設定にアクセスできるようになります。このアップデートは対象指定リリース環境では1月下旬~2月中旬が展開時期で、標準リリース環境では2月中旬~2月下旬が展開時期の予定ですが、なぜか僕の標準リリース環境のユーザーはすでに展開されている状態でした。なのでもう記事ネタにしますが、おそらく多くの方はまだ未展開かと思うので、来月あたりに変わるという点を頭の片隅に入れておくと良いかと思います。

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Microsoft Teams :2024年3月31日以降に新しい Teams に自動更新されるようです

いよいよXデーが近づいてきましたね。

Microsoft Teams が既存のアプリが Microsoft Teams Classic となり、そして新しい Microsoft Teams アプリが2023/10/05 に一般提供開始されました。

Microsoft Teams :新しい Teams アプリに切り替えるトグルスイッチが表示されはじめた

目立つ場所に「新しい Teams を試す」というトグルスイッチが表示されたので切り替えて使っている人も多いとは思います。一方で「興味がない」「なんか怖いのでオンにしていない」というユーザーも結構いるようです。ただ、「 Classic 」と付くようにいずれかは切り替わるものなので、なるべく早いうちに新しい方を試して慣れておく事も大事だとは思いますが、いよいよ自動更新されるようです。

2023/10/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼クラシック Teams ユーザーは、2024 年 3 月 31 日以降、新しいチームに自動的に更新されます

ここに太字下線で目立つように記載されていますね。

「本日は、2024 年 3 月 31 日以降、新しい Teams に更新していない従来の Teams ユーザーは、新しい Teams に自動的に更新されることをお知らせします。」

これらの情報はもう2023/10/31の時点でそうお知らせされていたんです。ただ、管理センターのメッセージセンターなのでテナント管理者などしか把握できないし、キッチリと全て読んでいる管理者は少ないんじゃないかと思います。管理者以外でも情報のアンテナを広げている人なら色々なところで得られた情報ではあるでしょうが、まぁなかなか情報のアンテナをずっと広げるのもしんどいですよね。

なので Microsoft Teams ユーザーには Teams Classic の方に2月1日よりアプリ上の目立つところに表示されるようです。

ドキュメントを読む限りだと、クラシック Teams のユーザーは新しい Teams に自動的に更新され、新しい Teams に切り替わると、もうクラシック Teams には切り替える事ができなくなるようです。また、クラシックの方はアンインストールされるようです。待ったなしという感じですね。

「急に!?」という声もたぶん挙がってくるでしょうけど、いやいや、だいぶ前から準備と計画されてきた事ですね。

おそらくですが、今は新旧が同居しているので「新しい Teams 」という表記がされていますが、いずれかは「新しい Teams 」という表記は消えて通常の「 Microsoft Teams 」になると思います。

VDI 環境など一部例外もあるので本記事の下部のリンクから Microsoft Learn の該当ドキュメントを読んでください。

2024 年 3 月 31 日以降に新しい Teams に更新されるクラシック Teams ユーザー
https://learn.microsoft.com/ja-jp/MicrosoftTeams/new-teams-automatic-upgrade-announced

クラシック Teams クライアントの可用性の終了
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/teams-classic-client-end-of-availability

SharePoint :サイト作成時の案内や導線が変わった

SharePoint からサイトを作成する事って僕もそんなに多くないです。チームサイトの場合は Microsoft Teams でチームを作れば自動で作成されるけど、そうじゃなくて SharePoint 単体でサイトを作成する機会はあまりありません。なので以前作成したのがいつだったか忘れたけど…でも半年も前じゃなくここ1カ月2カ月前の話です。なので今日気が付いた変化はここ数カ月の変更かと思います。大きな変更ではないけどちょっと試します。

▼ SharePoint スタートページの左上の「+ サイトの作成」をクリック

あ、ここに「+ サイトの作成」がない人はテナント管理者がユーザーがサイト作成をNGにしている設定にしているのであきらめてください。これね、 Microsoft Teams は自由にチームが作成できるのに、 SharePoint は自由に作成できない設定にしているところもあるみたいで、何でそういう設定にしているんでしょうね?だって Microsoft Teams でチームを作成すれば、 Outlook から Microsoft 365 グループを作成すれば、 Microsoft Planner でプランを作成すれば…などなどで SharePoint のチームサイトも自動で作成されちゃうので…ユーザーにコミュニケーションサイトを作成させたくないという事なんですかね?まぁ、それはイイや。

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