Microsoft Teams :もうすぐの「新しいチャネル エクスペリエンス」に合わせて変わる小さな変化だけど混乱しそうな点

今のところ今年2023年7月下旬から標準リリース環境でも展開開始される予定である「新しいチャネルエクスペリエンス」ですが、以前の記事では急に変わるとユーザーが混乱する可能性があるという点から対象指定リリース環境ですでに変わっている点を先に説明しました。

Microsoft Teams :今から覚悟を!?もうすぐ一般展開される予定の「新しいチャネル エクスペリエンス」

で、チームのチャネルの「投稿」タブ内が大きく変わるわけですが、この変化に伴って他の部分も細部にも変更があります。その中でも対象指定リリース環境で触っていて、UIの観点で戸惑いそうな部分を発見したので、こちらも標準リリース環境に展開される前に記事にしようと思います。

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Microsoft Teams :新規チャネルに既定で「 Notes 」という OneNote のタブが作られる

※ 1・2週間前から確認はできていたのですが、その頃既存の Wiki タブが表示されない不具合があったりして動作が不安定だったためネタとして保留にしていました。

Microsoft Teams の Wiki が廃止になるロードマップが出て、チームのチャネルで既定で Wiki タブが作成されなくなったり、既存の Wiki タブを開くと OneNote に移行するように促されるなど、着々とロードマップは進んでいます。

Microsoft Teams :チャネル作成時に Wiki タブが自動作成されなくなった

Microsoft Teams :Wikiタブに「使うなよ」「移行しよう」のアナウンスが出るようになった

そんな中、今やチームに新規チャネルを作成すると既定で「 Notes 」というタブが追加されるようになっていました。

2023/05/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams の新しい標準チャネルでの既定のメモ タブの作成

すでに標準リリース環境でも追加されるようになっているので見ていきます。

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Outlook : Outlook on the web の予定表のデザインが変わった

Outlook はデスクトップアプリよりも断然 Outlook on the web 派のどうも僕です。今や仕事でもメールはほとんど使わないけど、予定表は仕事でも家族間でもなくてはならないです。なので予定表に関しては毎日何度も見てるので見慣れているのですが、今朝開いた瞬間に違和感を覚えました。デザインが変わっているんですよね。

僕が持ってる複数環境では変更前と変更後どちらもあったので見比べます(詳しくやるもんでもないのでザックリと)。あ、あといつものことですが僕はダークモードが好きなのでスクショもダークモードの環境です。

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Azure AD が Microsoft Entra ID に名称変更されます

これはどちらかというとテナント管理者側に必要な情報かと思います。 Azure Active Directory (以下 Azure AD )を知ってる人にとっては空気を吸うように知っていて当たり前のようなものですが、おそらく Microsoft 365 を利用しているエンドユーザーにとっては知らない言葉な可能性は高いと思っています。非常に大事で大いにその恩恵を受けているけど特に知らなくても困らない、という感じ。とりあえずザックリ言うと「 Azure AD とは、クラウドベースの ID およびアクセス管理サービスです。」だそうです。これ僕の言葉じゃなくて以下の Microsoft Learn の Azure AD のドキュメントの冒頭に書かれていた記載を抜粋しただけですが。(僕の言葉で説明しないのは…僕自身がそこまで Azure AD に詳しくないので自信がないだけです!)

Azure Active Directory とは – Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/fundamentals/active-directory-whatis

で、この Azure AD が Microsoft Entra ID と名称変更されるという発表がありました。

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Microsoft Teams :会議のライブキャプションの自動翻訳機能がついに使えないようになった

Microsoft Teams の会議のライブキャプションに自動翻訳機能が展開されたのが去年2022年9月頃。

Microsoft Teams :ライブキャプションに自動翻訳機能が登場!

割としっかり翻訳してくれるので、僕みたいな日本語しかできないけど会議で英語が飛び交う環境にいる人には重宝したと思います(英語以外はほぼ試したことがないのでわからないけど)。しかし、 Microsoft Teams Premium の発表があった時に、このような便利機能が Premium ライセンス専用の機能になり、プレビュー展開の間のみ誰でも利用できる状態である事を知ってガッカリした人も少なくないでしょう。

Microsoft 365 :最近話題になっている大事な今後に関するアレコレをまとめてみた( Microsoft Stream , Microsoft Teams の機能 )

そして、このライブキャプションの自動翻訳機能に関しては Microsoft Teams Premuim が一般提供開始されてから60日後に専用機能になって、誰でも使えるわけじゃなくなるという事でした。しかし実際はその後も使えていたので、いつ使えなくなるのかな?なんて思っていたら、先週あたりからSNSで使えなくなったという声を聞き…そして今朝確認したところ、僕の環境でも使えなくなっていました。

それでは確認してみます。

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Microsoft Teams :今から覚悟を!?もうすぐ一般展開される予定の「新しいチャネル エクスペリエンス」

※対象指定リリース環境で操作しています。

「今から覚悟を!?」とか煽ってしまったけど、個人的には一般展開されたら多くのユーザーが慣れるまで混乱するんじゃないかと予想しています。なので場合によってはしっかりと社内アナウンスした方が良いかもしれないですね。「今から覚悟を!?」は大げさだけど、急に切り替わってもビックリしないように今から知っておきましょう!という感じです。

去年11月に開催された Microsoft Ignite 2022 で発表された New channel experience です。

▼ Microsoft Ignite 2022 の該当セッションから抜粋

プライベートプレビュー環境または新しい Teams アプリにはすでに展開されていますが、それらの環境にアクセスできない方は「新しいチャネル エクスペリエンスって何よ?」って人も少なくないんじゃないかと思います。 Microsoft Ignite だって大規模なイベントだけど世間一般的に知られているものではないし。でもこれ、何も知らずに急に展開されたら結構インパクト大きいんじゃないかと思います。まず一言でこれを説明すると、

上下逆になる

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Microsoft MVP 再受賞!もう?まだ?6年目&悩みもあるんです

2022年4月~2023年3月の1年間のコミュニティ活動を認めていただき、アメリカの Microsoft 本社から表彰してもらえる Microsoft MVP アワードを再受賞できました!

これは真っ先に言いたい事ですが、皆さまを含め多くの方に「ありがとうございます」を伝えさせていただきます。多くの方々の支えがあればこそです。特に僕なんかは技術もないし知識もなく、ただただ「好き」という気持ちと情熱だけの人間です。僕みたいなタイプの Microsoft MVP は特に多くの人の支えがある上で楽しくコミュニティ活動ができるんです。もちろん僕との関りが当ブログを購読していただいているだけのつながりの方々にも感謝です。皆さんが読んでくれているからこそ、ここまで継続してこれたと思っています。

「 Microsoft MVP って何?」という方も多く、去年の再受賞記事の時にも掲載したけど、当ブログのアンケートの結果を見ると、去年と同じく4割強の方が知らないという結果でした。

知らない方は以下のサイトでご確認ください。

Microsoft MVP Award
https://mvp.microsoft.com/ja-jp/

まだまだ認知度の低い Microsoft MVP ですが、資格と思われやすいけどアワード(賞)です。そして1回受賞したらずっと Microsoft MVP でいられるとも思われがちですがそれも違います。1年ごとに1年間の活動を審査されてこのように再受賞を続けられるので、継続的にコミュニティ活動をしていないとずっと受賞されません。なので僕もかれこれ6年間も Microsoft に認めてもらえるコミュニティ活動を継続してきたという事です。

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Micrsoft Teams :チャットの表示間隔「コンパクト」にするとチャットリストのプレビュー表示も表示されなくなるようになった

※標準リリースの環境でも展開されています。

Microsoft Teams のチャットの表示間隔を変更できるようになったのが去年2022年の2月。もう1年半前くらいですね。

Microsoft Teams :チャットの表示間隔に「コンパクト」が加わった

当時は「快適」「コンパクト」という名称だったのが、少しすると「広め」「コンパクト」と翻訳が変更されていましたが、まぁ大したことではありませんでした。で、僕はそんなに1画面に多くの情報量を見なければいけないほど忙しくもないので「コンパクト」の方にメリットを感じていませんでした。

そんな中、凄く地味にアップデートを発見しました。

▼現時点の設定画面「一般」内

まず異変に気が付いたのが下の英語のままの設定項目。「 Show message previews in your chat list 」。日本語にすると「チャットリストにメッセージのプレビューを表示する」って事です。おっ!って思うわけですよ。

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Microsoft Teams : Microsoft Teams にも勤務場所の設定と表示が出るようになった

先日 Outlook on the web で「リモート」or「職場」といった勤務場所と時間を設定できるようになって、ハイブリッドワークな会社だとうれしい機能が展開された記事を書きました。

Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった

この記事の最後にも Microsoft Teams にも同様の機能が展開される予定があるという事を書きましたが、ついに展開されました。

※本記事で確認した環境は「標準リリース」です。つまり一般展開が開始されています。

2023/05/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 勤務時間と場所を設定する

実は今この記事をこのタイミングで書くか非常に迷いました。というのもちょっと挙動が怪しい部分を発見しているからです。でも書きます。理由はすでに一般展開されはじめているからです。もう触って違和感おぼえている方のためにも「違和感おぼえているのはアナタだけじゃないんだ!」も伝えたく(笑) そのうち意図した動作になってくれるであろうという期待を込めて。

という事で触っていきたいと思います。

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Viva Engage : ついに PC からも「 Yammer 」から「 Viva Engage 」に変わった

Yammer が Viva Engage にリブランディングされ Microsoft Viva ファミリーになるロードマップの中、まず今年2023年4月にモバイルアプリの名称が変わりましたね。

Yammer モバイルアプリが Viva Engage へ名称変更された

いや、その前に Microsoft Teams のコミュニティアプリが Viva Engage アプリに変わった方が先だけど、リブランディング宣言以降の話となるとまずはモバイルアプリの名称変更でしょう。

次に、これは記事に書いてないけど、PCで Yammer を開くと、まずは5月あたりに管理者のみに対して以下のようなメッセージが表示されていました。

▼5月あたりから管理者向けメッセージ

更に、6月に入って全員に以下のメッセージが表示されていました。

▼6月あたりから全員向けメッセージ

さぁ、7月あたりにPCも一斉にリネームされるかな?と思っていたら、今朝 Yammer を開くともう変わっていました。

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